樹木に寄生する菌!?

樹病・害虫

本日は昨日に引き続き

樹木と菌類のお話です。

前回は腐生菌と共生菌に触れましたが、

今日は寄生菌について紹介します。

寄生菌というと

怖い印象を受けますが、

実は腐生菌と比べると

樹木に対するダメージは

少ないものがほとんどです。

寄生菌というのは

その名のとおり植物に寄生して

栄養を奪って暮らす

菌類の仲間です。

ただ、寄生するということは

寄生した植物を殺してしまうと

自分の栄養源がなくなってしまいます。

なので、殺さない程度に

樹木の栄養を吸い続けるのです。

有名な寄生菌の仲間だと、

うどんこ病菌が挙げられます。

うどんこ病というのは

葉っぱの表面に

白い粉状の菌が覆い、

植物が弱ってしまう病気です。

ちなみにうどんこ病はカビの仲間です。

カビ菌というと

湿ったジメジメした場所を好む

イメージが強いですが、

うどんこ病は乾燥した場所を好みます。

同じ菌の仲間でも

全然違う生態を持っています。

これも生物多様性ですね♪

ちなみにもう少し詳しく

寄生菌を紹介すると、

絶対寄生菌と条件的腐生菌という

分け方ができます。

絶対寄生菌というのは

うどんこ病菌も含まれる仲間で、

生きた植物細胞からしか

栄養をとれない菌類です。

条件的腐生菌とは、

基本的には寄生菌と同じで

生きた植物から栄養を摂りますが、

条件によって腐生菌にもなる

両性の菌類です。

葉枯病や枝枯病、胴枯病など

枯死につながる怖い病原菌が多いです。

樹木の病気については

人間に比べて研究が全く進んでいないため、

病気に対する効果的な薬が

ほとんどない状態です。

なので、普段からしっかりと

施肥(せひ:肥料をあげること)や水遣りをして

樹木を元気な状態に

保ってあげることが重要です。

人間と一緒で

予防医学が大切だということです。

樹木の病気については

今後の記事で種類別や病気別に

取り上げていきたいと思います。

お楽しみに~♪

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