人が植えた人工林の現状

林業

ふと山を見たとき、

落葉した樹木の中に

緑色の斜面があったり、

はたまた落葉樹の山の隣に

常緑樹が生い茂った山があったりします。

そういったところは

だいたい人間が植えた

人工林の部分なのです。

ということで、

今回は人工林のお話を

したいと思います。

人工林とは

もともとあった樹木を伐採し、

人間に有用な針葉樹を

植樹したものです。

人工林に植えられる樹木は

スギやヒノキが多く植えられます。

これらの仲間は

真っ直ぐ幹が育ち、

木材として使いやすい

樹木になります。

人工林ができた背景としては

戦後、木材を安定的に生産するためでした。

しかし、日本では海外の安い木材が

輸入されるようになってから

国産材の価値が下がりました。

また、木材を生産するにはコストが高く、

管理されなくなった人工林が多くなりました。

しかし近年、この放置された

人工林が問題になっています。

人工林は育てていく間に

太く良質な材料を得るために

間伐と言って樹木を

間引いてあげることが必要です。

しかし、前述した問題のせいで

林業従事者も少なくなり、

さらに管理の行き届いていない人工林が

とても増えています。

では管理しないと

どうなってしまうのでしょう?

今一番大きく問題として

取り上げられているのは間伐です。

間伐がされないことで

良い材料が取れなくなっているのも

一つの問題ですが、

もう一つ大きな問題があります。

それは山崩れが起きてしまうことです。

なぜ間伐をしないことが山崩れにつながるかというと、

ちょっと話が長くなります(´・ω・`)

簡単に説明すると、

間伐をしないことで

森が鬱蒼として地面に日が当たらなくなります。

そうすると地面からは下草が生えてこなくなります。

そこに雨が降ると、

まずは最初に人工林の樹木に雨が当たり、

大きな粒となってから地面に落ちてきます。

落ちてきた地面には草が生えていないので

そのまま土が削られます。

これを雨滴侵食と言います。

大雨になったときは

草が生えていないため

雨の流れを止める植物もなく、

小さな川のようになり

地面を削りながら谷へ流れていきます。

さらに雨が降ると

地面の許容水量を超えたとき、

斜面が崩壊したり

土石流を起こします。

つまり、樹木の下に植物が生えていないだけで

大きな自然災害に繋がるのです。

近年エコという概念が強く広がり

マイ箸を持ち歩く方もいらっしゃいますが、

割り箸はほとんど間伐材を使っているので

割り箸を使っても自然を守ることに繋がることを

知っていただけると幸いです。

新しい税として森林環境税が論議されていますが、

個人的には補助がいらないぐらい

林業が活性化する方法を模索すべきだと思っています。

良い案があるわけではないので

あまり偉そうなことは言えないわけですが・・・

林業についてはまだまだ

いろいろな問題があるので、

今後もブログでアップしていきたいと思います。

ではまた(・∀・)ノ

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