今年はインフルエンザが猛威を振るい
過去最高を更新してしまいました。
わたしは何とか逃れましたが、会社では大流行だったので
ずっとマスクの生活が続いています(・・;)
まだまだ流行しているようなので皆さんもご注意ください。
さて、インフルエンザにちなんで
本日は樹木のウイルス病を紹介します。
樹木の病気というとほとんどが菌類によるものですが、
ウイルスによる病害もあります。
今、日本で猛威を振るっている病気の一つが
ウメ輪紋ウイルスです。
このウイルスはウメやスモモ、アンズ、などPrunus属に見られる病気で、
葉っぱに斑紋ができます。
この病気は平成21年に東京都青梅市で初めて発見されたのですが、
その後、平成29年時点の調査で7都府県で感染木が発見されています。
東京都、神奈川県、埼玉県、愛知県、岐阜県、大阪府、兵庫県で見つかっており、
被害の見つかった都道府県がつながった地域でないことから、
被害地域の間にある地域でも感染木があることが予測されます。
この病気は見つかったときに大きく問題視され、
青梅市では今までに3万6千本以上のウメの木が伐採されています。
さて、大きな被害を起こしたこのウメ輪紋ウイルスですが、
知らない方が多いのが現状です。
植物の病気を扱っている機関は国では農林水産省が取り扱い、
また各都道府県、市町村でも取り扱っていますが、
発信力が弱く広がりが弱いです。
ウメの木を植えている方がいたら葉っぱを見ていただき、
色が変わっていたら役所にご相談ください。
またこの話を雑談でもいいので広げてくださると助かります。
これ以上被害が広がらないようご協力をお願いいたします。
また、このウイルスは人間には害はなく、
ウイルスにかかった樹木の実を食べても全く問題ないので、そこはご安心ください。
ということで少し固い話でしたが
大切なことなので紹介させていただきました。
ぜひ情報の拡散をお願いいたします。
ではまた(^^)/
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