ウメの特徴と育て方

植物図鑑

ウメ(Purunus mume)

〇科名:バラ科

〇和名由来:漢名の「mui」または「mei」が転じて
「ウメ」になったといわれる。諸説あり。

〇学名由来:「Purunus」=すももplumから
「mume」=和名から

〇別名:コウブンボク、コノハナ、カザミグサなど

〇広葉樹・落葉樹・雌雄同株

〇分布:中国原産 北海道から九州に分布

 

〇葉の特徴
楕円形または卵形で、葉の淵には鋸歯がある。

〇花の特徴
淡紅色~白色の5弁花をつける。

〇実、種子の特徴
球形の果実をつける。花後、淡緑色から黄緑色に熟す。
果実は食用にする。

〇幹、枝の特徴
ひび割れた黒っぽい硬い樹皮。

 

〇育成環境

土壌潮害耐寒日照乾燥湿潤
砂質壌土

 

〇暦

101112
開花時期
果熟期
剪定適期
移植適期

 

〇管理方法
ウメは徒長枝にほとんど花をつけないので、
剪定は5~6月に徒長枝を元から抜いていく。
また、11月から1月の間に、
花芽を残して枝を詰める剪定を行う。
葉芽は先が尖り、花芽は丸く膨らんだ芽が付くので、
よく観察しながら剪定する。
ケムシやアブラムシが付きやすいので、
よく剪定をして風通しの良い樹形を保つようにする。

〇病虫害
・かいよう病
果実、枝、葉に発生する。
病原細菌は雨や風によって伝搬される。
罹病した果実では病斑が表れ、
斑点の周りが紫赤色、中心が褐色~黒褐色になる。
枝が罹患すると最初は赤紫色、
だんだん黒色に変色し、枯れる。
葉の場合は褐色の病斑が出る。
病枝は切除する。
葉には殺菌剤を1~2週間に1回、計3~4回散布する。

・ウメ輪紋ウイルス
罹病すると葉や果実に輪紋の病斑が見られる。
アブラムシが伝搬すると言われている。
見つけ次第、直ちに植物防疫所に連絡する。
ウメにもウイルスが大流行!?

・オビカレハ
幼虫は大きくて6cm程度。3月ごろに孵化し、
枝先に巣を張り、夜間に食害する。
5月下旬には繭になり、6月に成虫となって枝に卵を産み付ける。
巣が見られたら切除、処分する。また、幼虫期に農薬を散布する。

〇利用、豆知識
和風の庭に合う植物。

果実は梅酒や砂糖漬け、梅干しなど食用にする。

種子の中にはアミグダリンが含まれ、有毒。
食べたらヤバイ!?意外と知られていない有毒植物の危険。参照

奈良時代以降に中国から渡来したと考えられている。

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