木材を使ってリラックス!部屋の装飾と木材の関係。

インテリア、観葉植物

森の中など、自然の中にいると心身ともにリラックスでき、とても癒されます。家の中でも観葉植物や木のぬくもりを感じられると落ち着きますよね。ということで今回は木材と集中力についての論文を見つけたので紹介します。木材がありすぎてもダメ!?など面白い内容になっているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

部屋の木材利用率と集中力の実験

2011年の実験で、部屋の木材率とリラックス効果の関係について調べた研究があります。この実験は、男子大学生15人を被験者として、3種類の木材を使われた部屋に入ってもらい、被験者の生理応答反応を調べました。1つの部屋は、木材利用率30%の部屋です。これは一般的な居住の木材率とほぼ同じパーセンテージです。もう1つの部屋は木材率45%、そして最後の部屋は木材率45%の部屋に梁(はり:天井の重さを支えている木材)や柱を設けて、デザイン性を出した部屋を用意しました。被験者には目を閉じてもらい、車椅子でそれぞれの部屋に入り、血圧や心拍数などの生理応答指標が安定したところで目を開いてもらい、90秒間の視覚刺激でどう反応するかを調べました。

木材率とリラックス効果について、もちろん木材利用率が高い方が効果が高いと思っていましたが、なんと結果は予想を裏切る形になりました。

 

実験の結果

3種類の部屋に入った生理応答反応を調べた結果、なんと木材率30%の部屋が1番リラックスできるという結果になりました。木材率30%の部屋では脈拍、血圧共に低下する結果が得られました。逆に木材率45%の部屋とデザインされた部屋では交感神経活動が活発になったのです。

つまり、視覚に入る木材の比率が多いと、人はわくわくして、興奮が強くなってしまうようです。しかし、興奮作用があるということは、友達と一緒に楽しむスペースとしては最高なものになります。イベントスペースや子供の集まる場所の木材率を高くしてあげれば、満足度の高い空間にすることが出来るでしょう。子供たちがログハウスではしゃいでいるのも納得できます。

しかし、この実験結果を考えると学校で行う体育館での集会は、木材利用率の高い場所で静かにしなくてはならないので、こども達にとっては結構難しいことなのかもしれませんね。補足をすると、部屋の環境においては、屋根は低い方が集中力が高まり、屋根が高い方が発想力が高まるそうです。ますます体育館での集会は非効率的だと言わざるをえないですね。

 

 

ということで、今回は木材とリラックス効果についてのお話でした。目的によって部屋の木材率を選ぶようにすると、普段の作業効率や満足度が上がるきっかけになるかもしれません。ぜひ参考にしていただければと思います。

 

ではまた。

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