公園を歩くとリラックスすることが科学的に解明された件

森林浴

歩くことが健康にいいということは
誰もが知っていると思います。

しかし、同じ「歩く」という行為を行うなら、
自然の多いところの方が良いと思う方が
多いのではないでしょうか?

しかし、この自然の中を歩くことは、
街中を歩くのと健康状態に差があるのでしょうか?

ということで今回は、
街中で歩いた時と公園で歩いた時の
体の変化について調べた論文があったので
紹介していきます。

面白いのでぜひ最後まで読んでみてください。

 

公園セラピーの研究

公園は、都会の喧騒を忘れられる
憩いの場所として、とても注目されています。

しかし、そのリラックス効果というのは
科学的なデータが少なく、
公園の数の増加、または公園の緑化が進まないという
残念な事実があります。

そんな中、公園と都会でどれだけリラックス効果に
違いが出るかという、
緑化と心理効果について調べた
数少ない論文を見つけました。

 

その論文は、2011年に
松葉直也先生、宮崎良文先生らが発表した、
「大規模都市緑地における歩行がもたらす生理的影響」
というものです。

これは、簡単に言うと
新宿御苑を歩いた時と新宿駅を歩いた時に、
体にどんな変化があるかを調べたものです。

実験の内容は以下のような内容です。

 

  • 新宿御苑内の歩行と新宿駅周辺の歩行で生理学的反応の違いを調べた。
  • 実験の被験者は日本人大学生男性14名。
  • 実験時の新宿御苑は30.1℃で湿度67%、新宿駅は29.4℃で湿度66%。
  • 14分間の歩行をそれぞれの場所で実地。
  • 実地後、心拍動数、心拍数、主観評価をを比べた。

 

実験の結果、以下のようなことが分かりました。

 

  1. リラックス時に高まる副交感神経活動が高まる。
  2. 心拍数が減少する。
  3. 快適感、鎮静感などの評価が高まる。

 

ということで、街中よりも公園の中歩いたほうが
心の健康に良いということが
科学的に証明されました。

何となく分かっていたことで
インパクトは少ないかもしれませんが、
科学的な根拠を作るということは
とても大切なことです。

また、この研究では追実験をしており、
冬季の場合でも防寒をしっかり行えば、
副交感神経優位になり、緊張や不安感が低下し、
活気の上昇が生じました。

実験を通して、
季節変化が起こる中でも自然の中を歩くことは
街中を歩くより健康に良いことが分かりました。

 

ということで、自然はやはり
人間の心と密接に関わっていることが証明されました。

健康に良いと意識することで
プラシーボ効果も加わり、より結果に反映すると思うので
ぜひこの論文を思い出しながら公園を歩き、
健康になっていただければと思います。

その時は防寒や水分補給を忘れずに!

この記事が少しでも読んでくださった方の
健康のために役立てば幸いです。

 

では。

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