森林セラピーによるストレスホルモンへの影響

森林浴

森林浴という言葉が日本にはありますが、
世界でも森林による医療が
確立されつつあります。

ドイツでは、すでに森林療法が
保険適用になりました。

しかし、日本ではエビデンスがない事象については
蔑ろにされがちです。

そこで、このブログでは
植物が人間に与える影響について書かれた論文を
紹介しています。

今回は、森林浴のホルモンに対する影響を調べた
論文を紹介したいと思います。

 

森林セラピーによるストレスホルモンへの影響

今回は、森林浴とストレスホルモンの関係について調べた実験です。

人間は精神的ストレスがかかると、
アドレナリンが出ます。

この現象は、尿中のアドレナリンを測ることで
ストレス負荷を測ることが出来ます。

今回紹介する実験は、森林浴後に、
この尿中アドレナリンを測った実験です。

以下、実験の方法です。

 

  1. 森林に入ったあとに尿中アドレナリンを計測を行った。
  2. コントロール(対象実験)として、旅行の後に計測を行った。
  3. 1、2の実験結果を比較した。

 

結果、男女関係なく、森林セラピーによって
尿中アドレナリンの低下が計測されました。

また、旅行ではアドレナリンの低下は計測されませんでした。

以外ですが、リラックスをしたいなら
森林浴の方が良さそうです。

 

このような心理的な作用を調べた研究は
まだまだ進んでいません。

というのも、精神的なストレスを測る方法が確立された
歴史がまだ浅いからです。

これからもっと研究が進み、
緑化の恩恵をもっと受けられる
社会設計になれば良いなぁと思います。

 

日本で緑化が進まない背景

このような自然の効果が研究によって
明らかになっているにも関わらず、
今の建設業を見ていると、
工事予算の余裕の部分で
緑化を設計することが多いと感じます。

お金が足りなくなると芝張だけしたり、
とりあえずサツキツツジだけ植えたり…

このような感じなのです。

 

また、現代は庭の緑も敬遠されがちです。

新築の家を見ても、
砂利とコンクリートがとても多い印象です。

この問題は、実は家を売る営業や設計の側にも
問題があるのです。

というのも、庭の緑地はクレームになりやすいのです。

雑草が大変、
隣の家に落ち葉が落ちる、
虫が来る、枯れたなどなど

これらのリスクを下げたいので、
家の設計段階で植物を
担当者が入れたがらないのです。

大変なのはわかりますが、
私の願いとしては植物と共に暮らし、
許容範囲の広い、余裕のある生活をしてほしいです。

このような社会になるよう、
このブログでは植物の良い部分を
エビデンスがある形で伝えています。

少しでも多くの方に伝われば幸いです。

 

 

ということで、今回は植物のメリットと、
ついでに緑化が進まない裏側をちょっと紹介しました。

この記事以外にも、
本ブログではいろいろとセラピー的な論文を
紹介しているので、是非ご覧ください。

また、これらの記事を見て、
庭をジャングルにしたくなった方は
お問い合わせください。(笑)

 

ではまた。

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