コブシの特徴と育て方

植物図鑑

コブシ( Magnolia kobus)

〇科名:モクレン科

〇和名由来:蕾が拳の形に似ていることから。

〇学名由来:「Magnolia」=植物学者のP・マグノルから。
「kobus」=和名のコブシから。

〇別名:コブシハジカミ、ヤマアララギ

〇広葉樹・落葉樹・雌雄同株

〇分布:日本各地の山野

 

〇葉の特徴
葉の長さは8~20㎝で倒卵形または広倒卵形。
縁は全縁で、葉先は次第に窄む。
葉の付き方は互生。

〇花の特徴
3~4月に、芳香のある白い五弁花を付ける。

〇実、種子の特徴
10月頃に実が裂け、赤く熟した種子が出てくる。

〇幹、枝の特徴
平滑で灰白色。皮目はあまり目立たない。
樹齢が経つと表面が浅く裂けてざらつく。

〇育成環境

土壌潮害耐寒日照乾燥湿潤
湿壌土

 

〇暦

101112
開花時期
果熟時期
剪定適期
移植適期

 

〇管理方法
自然形がきれいなので、
剪定は枝元から抜くようにして行う。
太い枝を切ると、切り口から細かい枝が
たくさん吹いてくるので注意。
細根の発達が弱く、移植に弱い。

〇病虫害

特になし。

〇利用、豆知識
和風の庭に使われる樹種。
病虫害も少なく育てやすい。

北国ではコブシを田の神の来訪する依り代と考え、
田仕事を始める目安とした。

若い蕾は漢方とし、慢性鼻炎や蓄膿症など、
鼻の疾患に用いられる。

花からは香水を作る。

材は器具材に用いられる。
また、コブシの炭は金銀の研磨用に用いられる。

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