タムシバ( Magnolia salicifolia)
〇科名:モクレン科
〇和名由来:カムシバの転。噛むと甘いことから。
〇学名由来:「Magnolia」=植物学者のP・マグノルから。
「salicifolia」=ヤナギ属のような葉の の意。
〇別名:カムシバ、サトウシバ
〇広葉樹・落葉樹・雌雄同株
〇分布:本州~九州の山地
〇葉の特徴
葉の長さは5~15㎝で被針形または卵状被針形。
縁は全縁で、葉先は鋭頭。
葉の付き方は互生。
葉の表面は緑色で、裏は帯白色。
〇花の特徴
4~5月に、白い6弁花を付ける。
〇実、種子の特徴
9~10月頃に袋果が熟して開裂し橙色の種子が出てくる。
〇幹、枝の特徴
平滑で灰白色。皮目は目立つ。
〇育成環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
壌土 | 〇 | △ | △ | 〇 | 〇 |
〇暦
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟時期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
〇管理方法
自然形がきれいなので、
剪定は枝元から抜くようにして行う。
モクレンの仲間は細根の発達が弱く、移植に弱い。
〇病虫害
特になし。
〇利用、豆知識
病虫害も少なく育てやすい。
蕾を干したものを辛夷とよび、
頭痛、鼻炎などに用いる。
コメント