カジノキの特徴と育て方

植物図鑑

カジノキ( Broussonetia papyrifera )

〇科名:クワ科

〇和名由来:コウゾの古名、カゾの転。諸説あり。

〇学名由来:「broussonetia」=フランスの医師ブロソネの名にちなむ。
「papyrifera」=紙をもった の意。

〇別名:カミノキ、カジ

〇広葉樹・落葉樹・雌雄異株

〇分布:関東以西の山地

 

〇葉の特徴
葉は6~18㎝で広卵形。3~5深裂する。
縁は鈍い鋸歯があり、葉先は尖る。
基部は深い心形。
葉の表は濃緑色で短毛がありざらつく。
裏は淡緑色でビロード状の短毛が密生する。
秋には黄葉する。

〇花の特徴
雄株は若枝の基部の葉腋に小球状で花柱の目立つ小花を付ける。
雌花は上部の葉腋に穂状に集まった小花を付ける。

〇実、種子の特徴
8~9月頃、赤色の実を付ける。

〇幹、枝の特徴
暗褐色の樹皮に縦縞がある。
褐色の皮目がある。

 

〇育成環境

土壌潮害耐寒日照乾燥湿潤
壌土

 

〇暦

101112
開花時期
果熟期
剪定適期
移植適期

 

〇管理方法
自然形がきれいなので剪定は透かすように行う。
寒冷地に植えると実が付きにくいので注意。
病虫害は少ない。

〇病虫害
・特になし。

 

〇利用、豆知識

山地に自生する樹木。
あまり庭木には使われない。

日本のみならず、中国でもカジノキとコウゾは混同されていた。

コウゾ同様、和紙の原料となる。

かつては七夕では、カジノキの葉に歌を書いて
竹に吊るしていた。
織姫は梶葉姫とも呼ばれていた。

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