ゲッケイジュの特徴と育て方

植物図鑑

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ゲッケイジュ( Laurus nobilis)

ゲッケイジュの特徴

ゲッケイジュの科名・属名

クスノキ科ゲッケイジュ属

 

ゲッケイジュの和名由来

漢名に基づいたもの。しかし、中国で呼ばれているものは別種。

 

ゲッケイジュの学名由来

「Laurus」=ケルト語のlaurからきたラテン語で「緑色」の意。
「nobilis」=気品のある、高貴な の意。

 

ゲッケイジュの別名

ローレル、ローリエ、ゲッケイ

 

ゲッケイジュのその他分類

広葉樹・常緑樹・雌雄異株

 

ゲッケイジュの分布

地中海沿岸および西アジア

 

ゲッケイジュの葉の特徴

葉は7~10㎝の狭長楕円形。
葉の付き方は互生。
縁は全縁で波打ち、葉先は鋭く尖る。
葉の表は濃緑色でやや光沢があり、裏は淡緑色。

 

ゲッケイジュの花の特徴

春、葉腋に小さな淡黄色の花を密集して付ける。

 

ゲッケイジュの実、種子の特徴

秋頃、黒紫色に熟す。

 

ゲッケイジュの樹皮、枝の特徴

樹皮は灰色で皮目。

 

 

ゲッケイジュの育て方

ゲッケイジュの適正環境

土壌潮害耐寒日照乾燥湿潤
埴壌土

 

ゲッケイジュの暦と管理適期

101112
開花時期
果熟期
剪定適期
移植適期

 

ゲッケイジュの管理方法

成長は早く、定期的な剪定が必要。
シンボルツリーのように使う場合は透かし剪定を行うようにする。
刈込剪定に耐えるが、風通しが悪くなると
カイガラムシやアブラムシが発生する。
耐潮性があり、海岸近くでも育つ。

 

ゲッケイジュの病虫害

・ルビーロウムシ
雌成虫の体長は約4~5㎜程度。あずき色で厚く、球状に膨れる。
年一回の発生で、6月から7月に幼虫が現れる。
9~10月に成虫になり、受胎した雌成虫で越冬する。
あずき色のロウ質物を分泌する。
走光性があり、樹幹の枝先に群生することが多い。
糞はすす病を併発させる。
発見し次第、ブラシの様なもので削ぎ落すか、
幼虫発生時期に農薬を散布する。

・トビイロマルカイガラムシ
雌成虫は体長1.8~2㎜程度。暗褐色で背面はやや隆起し、周辺は淡色。
中央に殻点がある。雄成虫は1㎜程度で黄褐色。
年2~3回発生で、成虫で越冬する。
6月と9月、または5月、7月、9月頃に発生する。
埃っぽいところで発生しやすい。
見つけ次第、罹病葉を切除し処分する。
定期的に剪定を行い、風通しを良くすることで予防になる。

 

ゲッケイジュの豆知識

洋風の庭に合う樹木。

葉は独特の芳香を持ち、生葉、乾燥葉ともに香辛料とされる。
ベイリーフやローレルと呼ばれ、使われることが多い。

ゲッケイジュの葉に含まれるシネオールという成分は香水の原料にされる。

熟した果実を干したものを月桂実(ゲッケイジツ)といい、
健胃薬として用いられる。

葉を陰干ししたものは月桂葉(ゲッケイヨウ)と呼び、
煎じてリウマチや神経痛に用いられる。

1905年頃にフランスから渡来し、
日露戦争の記念樹として植えられたことから有名になった。

ゲッケイジュは勝利と栄誉の象徴であり、
古代ローマでは戦勝した将軍に桂冠(月桂冠)が送られた。

民間では雷除けの木とされ、
枕の下にゲッケイジュの枝を敷いて寝る風習があった。

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