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マンサク( Hamamelis japonica )
マンサクの特徴
マンサクの科名・属名
マンサク科マンサク属
マンサクの和名由来
豊年万作の意で、枝いっぱいに花を付けることから。
また、春に真っ先に花が咲くことから。諸説あり。
マンサクの学名由来
「Hamamelis」=セイヨウサンザシ、またはセイヨウサンザシに似た植物のラテン古名。
「japonica」=日本の の意。
マンサクの別名
マンチャク、シシハライ、ネソノキ
マンサクの分類
広葉樹・落葉樹・雌雄同株
マンサクの分布
本州~九州の山地
マンサクの葉の特徴
葉は5~11㎝で菱形状円形。互生する。
葉の縁は波状の粗い鋸歯があり、葉先は三角状に短く尖る。
葉の表は濃緑色で、裏は淡緑色。
マンサクの花の特徴
3月に開花する。花は黄色または赤黄色の4弁花が咲く。
マンサクの実、種子の特徴
果実は卵状球形で、熟すと2裂して黒い種子が出てくる。
マンサクの樹皮、枝の特徴
樹皮は灰色~灰褐色で平滑だが皮目が目立つ。
マンサクの育て方
マンサクの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
壌土 | △ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
マンサクの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
マンサクの管理方法
自然樹形がきれいなので、透かし剪定をすると良い。
剪定は花後直ぐに行うようにする。
マンサクの病虫害
・褐斑病
葉に褐色で葉脈で区切られた病斑を形成する。
病斑の裏面は分生子で覆われる。
病葉は早期落葉する。
病葉は発見し次第処分し、落葉も集めて焼却処分する。
マンサクの豆知識
雑木の庭、和風に庭によく合う樹木。
葉はタンニンを含み止血剤になるため、
内臓出血や痔に用いられる。
樹皮は蛇篭などを作るのに用いられる。
春の花は稲作を占う予兆とされ、
「花が上向きに咲いたら豊作」、「花数が少ない年は凶作」とされた。
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