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スギ( Cryptomeria japonica )
スギの特徴
スギの科名・属名
ヒノキ科スギ属
スギの和名由来
すくすくと成長する木の意。諸説あり。
スギの学名由来
「Cryptomeria」=「cryptos 隠れた」+「meris 部分」の意。意味は不明。
「japonica」=日本の の意。
スギの別名
スギノキ、イソキ
スギの分類
針葉樹・常緑樹・雌雄同株
スギの分布
本州から九州の山野
スギの葉の特徴
葉の小葉は鎌状針形で枝に螺旋状に付く。
葉の断面は三角形または鈍四角形で、4本の気孔線が入る。
スギの花の特徴
雌雄同株だが、雌雄異花。
雌花は緑色の球形で、数個が枝先に付く。
雄花は黄褐色で、枝先で大量に開花する。
花粉は雄花でつくられ、花粉症の原因になる。
スギの実、種子の特徴
果実は卵状球形で木質となる。
種子は長楕円形で翼を持つ。
スギの樹皮、枝の特徴
樹皮は赤褐色で縦に細かく裂ける。
地衣類がまばらに付くことがある。
スギの育て方
スギの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
埴壌土 | △ | 〇 | 〇 | △ | 〇 |
スギの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
スギの管理方法
成長が早いので定期的な剪定が必要。
枝葉が密になると蒸れて枯れ始めるので、透かし剪定も必要。
スギの病虫害
・黒粒枝枯病
罹病すると緑枝に赤褐色~灰褐色の病斑が形成される。
病気が枝を一周するとそこから上部は枯死する。
患部には小さな黒粒が無数に散在する。
空気湿度との相関があり、風通しの悪い場所や霧巻く場所で多発する。
罹病枝は切除し、落葉落枝は処分するようにする。
スギの豆知識
和風の庭によく使われる樹木。
材は軽く光沢があり、建築材、割りばし、
日本酒の酒樽などいろいろな用途で使われる。
樹皮は屋根葺や家屋の外張り、垣根に使われる。
葉は線香や抹香の原料になる。
天然記念樹に指定されているものも多く、
鹿児島県屋久島の縄文杉は樹齢数千年と言われる。
日本の造林面積の40%がスギだと言われている。
奈良県、京都府、三重県の県木。
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