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ラクウショウ( Taxodium distichum )
ラクウショウの特徴
ラクウショウの科名・属名
ヒノキ科ヌマスギ属
ラクウショウの和名由来
秋に紅葉、落葉し羽状に付いた枝ごと落葉するため。
ラクウショウの学名由来
「Taxodium」=イチイ(Taxus)に葉が似ているため。
「distichum」=二列生の の意。
ラクウショウの別名
ヌマスギ、アメリカスイショウ
ラクウショウの分類
針葉樹・落葉樹・雌雄同株
ラクウショウの分布
北アメリカ原産
ラクウショウの葉の特徴
葉の長さは1~2㎝の線状披針形で先は尖る。
秋には茶色くなり、落葉する。
ラクウショウの花の特徴
5月に開花し、雄花、雌花共に、穂状に枝から垂れ下がる。
ラクウショウの実、種子の特徴
秋には広楕円形で長さ2~3㎝程度の球果が付く。
ラクウショウの樹皮、枝の特徴
樹皮は赤みの強い灰褐色で、縦に細かく裂ける。
根元は板根状になり、湿地では地中からは気根が出ることがある。
ラクウショウの育て方
ラクウショウの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
埴壌土 | 〇 | ◎ | 〇 | △ | ◎ |
ラクウショウの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
ラクウショウの管理方法
落葉性なので、冬場の葉がない時期に剪定をする。
成長は早く、萌芽が激しいので、定期的に剪定管理した方が良い。
ラクウショウの病虫害
・赤枯病
7月頃に針葉上に小型で不規則な黄色~淡褐色の病斑が見られる。
病葉は上枝へ広がり、9月頃には病葉が褐変して早期落葉する。
病葉を発見したら直ちに切除し、処分する。
また、落葉で病原が越冬するので、落葉も集めて処分した方が良い。
ラクウショウの豆知識
公園木や広い道の街路樹に利用される樹木。
湿潤に強いため、湿地の造林にも使われる。
材には耐久性があり、枕木、屋根板などに使われる。
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