コウヤマキの特徴と育て方

植物図鑑

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コウヤマキ( Sciadopitys verticillata )

コウヤマキの特徴

コウヤマキの科名・属名

コウヤマキ科コウヤマキ属

 

コウヤマキの和名由来

和歌山県高野山で多く見られることから。

 

コウヤマキの学名由来

「Sciadopytis」=「siados 針」+「pitys マツ」の意。
「verticillata」=輪生の の意。

 

コウヤマキの別名

マキ、ホンマキ、クサマキ、カラクサマツ

 

コウヤマキの分類

針葉樹・常緑樹・雌雄同株

 

コウヤマキの分布

福島県以西の山地

 

コウヤマキの葉の特徴

葉の長さは6~13㎝の扁平な針形で先は尖る。
表は深緑色で光沢があり、裏は淡緑色で
中央に白い気孔線がある。

 

コウヤマキの花の特徴

雌雄異花で、3月頃に黄褐色の雄花と楕円形の雌花を付ける。

 

コウヤマキの実、種子の特徴

球果は1.5㎝程度の楕円形で直立する。
しばしば球果から葉が出ることがある。

 

コウヤマキの樹皮、枝の特徴

樹皮は明るい赤茶色で繊維状に長く裂ける。
樹皮は厚いため、親指で押すと弾力がある。

 

コウヤマキの育て方

コウヤマキの適正環境

土壌潮害耐寒日照乾燥湿潤
埴壌土

 

コウヤマキの暦と管理適期

101112
開花時期
果熟期
剪定適期
移植適期

※昨年の花が熟す

コウヤマキの管理方法

成長が遅く、基本的には土壌も選ばないため育てやすい。
大気汚染や西日には弱いため、植える場所に注意が必要。
基本的に剪定はあまり必要ないが、刈込にも耐える。
最終的には大きくなるのである程度の植樹スペースが必要である。

 

コウヤマキの病虫害

・黄変病
当年生の葉に発生し、先端から葉の中間位置ぐらいまでが黄変し、
後に褐変して美観を損ね、時期に落葉してスカスカの樹幹になる。
病葉の裏側中央部には病原菌の分生子座と分生子塊が
すす状のカビの状態で付着している。
発生メカニズムは解明されていないが、罹病葉や枝は処分するようにする。

 

コウヤマキの豆知識

和風の庭に用いられる樹種だが、刈り込んで洋風の庭にも使われる。

ヒマラヤスギ、アローカリア・アローカーナと共に、
世界三大美樹と並び称される樹種。

材は緻密で耐久性があるため、建築、器具材として利用される。

古墳から出土する棺はコウヤマキが使われていることが多い。

ヒノキ、サワラ、クロベ、ヒバと共に木曽五木と呼ばれる。

 

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