紅葉で庭を彩るおススメの樹木5選【紅葉編】

庭、ガーデニング

どうもカントーです。

 

庭木の定番と言えば春のウメ、秋のモミジです。

花が咲いたり、紅葉をすると季節が感じられるため、
庭木には必ず取り入れたい要素の一つです。

 

紅葉と言えばモミジが有名ですが、
しかし、他にもきれいな紅葉をしてくれる樹種が沢山あります。

ということで、今回は紅葉する樹木の中で、
赤く紅葉する庭木を紹介します。

 

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秋に紅葉で庭を彩るおススメの樹木5選【紅葉編】

秋の代名詞でもある紅葉ですが、
なぜ落葉する樹木は葉を落とす前に色が変わるのでしょうか?

そもそも、なぜ落葉するのでしょうか?

まずは紅葉する理由から解説し、その後にお庭におススメの
管理しやすく、かつ美しく紅葉する樹木を紹介していきます。

 

なぜ紅葉するのか?

紅葉する樹木は、落葉樹に分類される樹種がほとんどです。

この落葉樹は秋になると冬に向けて落葉する準備をします。

この落葉準備の行程の中で、
葉っぱの色が変わるのが紅葉です。

 

少し詳しく説明していきます。

 

葉は、落葉する前に葉緑素を分解し、
窒素やマグネシウムなどを回収する働きがあります。

この働きにより、葉っぱの緑色は段々薄くなっていきます。

この葉緑素が分解された時に、ブドウ糖やショ糖が酵素によって分解され、
紫外線によりフラボノイド系色素の一種であるアントシアンが生成されると
葉が赤くなります。

 

紅葉が黄色い樹木はどうなっているのか?

秋に紅葉をする樹木の中で、黄色く変色する樹種もいます。

この変色は同じ読み方ですが黄葉といいます。
(‘おうよう’と区別して呼ぶ人もいます)

 

黄葉する樹木は、上記で解説した赤色を作り出す反応が行われず、
元からあるカロテノイドが残るために起こる変色です。

ちなみに、赤色になる反応が少しだけ行われると、
葉はオレンジ色になります。

紅葉は寒暖差によって鮮やかになることが知られていますが、
その年の気温次第では、これらの反応に差が出来るため、
色が変わっているのです。

 

落葉樹の中では赤色、黄色、オレンジに紅葉する樹木の他にも、
茶色くなる樹種や、緑色のまま落葉する樹種もいます。

 

 

おススメの紅葉する庭木5選

秋の涼しくなってきた季節に
「紅葉が自宅の庭で見れたらなぁ」
と思う方は多いと思います。

実際に庭の設計をしていますが、
紅葉を楽しめる庭にしたいお客様が多数を占めています。

家の断熱性が上がり、屋内で季節を感じることが少なくなった昨今、
庭の景色で季節を感じられることに重点を置かれる方が多くなった印象を受けます。

特にお子様がいる家庭は、
子どもに季節の変化に触れてほしいという声をよく耳にします。

 

ちなみに、落ち葉を気にする方もいらっしゃいますが、
実は年間通すと常緑樹の方が葉が落ちる量は多かったりします。

そんなこともあり、私は紅葉する落葉樹を設計に入れることが多いです。

 

ということで、ここからは美しく紅葉してくれる樹種の中でも、
管理も楽でおススメの木を紹介したいと思います。

 

イロハモミジ

紅葉と言えばモミジですが、テレビに映される赤い葉のモミジは、
ほとんどがこのイロハモミジです。

紅葉は鮮やかな赤色となり、大人気の樹木です。

 

この種類は成長が早いですが、
樹高が低いうちは剪定が楽な樹木でもあります。

モミジの剪定は、今年伸びた枝先を
手で折るようにして剪定します。

理由はいくつかあるのですが、

 

  1. 剪定ばさみの切り口が自然っぽくないから
  2. モミジの枝に剪定ばさみを使うと痛むから(諸説あり)
  3. 簡単に折れるので、楽だから

 

といった感じです。

実際に私も太い枝以外は手で剪定しています。

ちなみにモミジは自然樹形が崩れると見栄えが悪くなるので、
小まめに徒長枝を詰めてあげると良い樹形になります。

 

ちなみにモミジの中でも真っ赤な紅葉ではなく、
少し優しめのオレンジ色っぽい紅葉を楽しみたい場合は
オオモミジやコハウチワカエデをおススメします。

オオモミジはイロハモミジより葉が大きく、
鮮やかなオレンジ色になるので存在感抜群です。

コハウチワカエデは近年人気が高騰している樹種で、
成長が遅く、切れ込みが多くて可愛い形の葉をしています。

ただ、オオモミジはカミキリムシの害に弱く、
コハウチワカエデは日向に弱いので、注意が必要です。

 

ニシキギ

あまり聞きなれない名前かもしれませんが、
日本で一番鮮やかな紅葉をする樹種と言っても過言ではありません。

実際に世界三大広葉樹の一つとして、
海外からも注目されるような樹種です。

ニシキギは低木で、放置していても2~3m位にしかなりません。

刈込にも耐えるので、管理はとても楽です。

 

また、ニシキギは枝にも特徴があります。

枝をよく見ると、ひれののような樹皮が、
十字に飛び出しています。

これは「翼」といい、コルク質が発達したものです。

面白い樹木を植えたい方には超おススメの樹木です。

 

自然風の庭にしたい方は、ニシキギと同じマユミ属の
マユミやツリバナも紅葉がきれいなのでおススメです。

参考に調べてみてください。

 

ナナカマド

ナナカマドは山の中でひときわ目立つ紅葉をする樹木の一つです。

羽状複葉で、葉が燃えるような赤色になります。

株立ち状にも仕立てられるので、
シンボルツリーにされる方も多くいらっしゃいます。

 

しかし、ナナカマドの紅葉は難しく、
寒い地域でより赤くなります。

東北地方以北であればキレイな紅葉が見られるでしょう。

関東以南は、年によっては茶色くなってしまうこともあります。

これは他の樹種にも言えることですが、
ナナカマドは特にこの変化が顕著な気がします。

 

ちなみにナナカマドは雷除けの縁起木としても植えられます。

 

ドウダンツツジ

春先にスズランのような花が咲くことで有名なドウダンツツジですが、
紅葉も鮮やかで、とても美しい樹種です。

この樹種も低木に分類され、あまり大きくなりません。

また、病虫害も少なく、刈込剪定に耐えるので、
手間もかからない最高の樹木です。

 

しかし、この樹種を育てる上で一点、
気を付けなくてはいけないことがあります。

それは剪定の時期です。

ドウダンツツジは早いところだと3月末頃から花が咲き始め、
花が終わった6月頃には来年の花芽を付けます。

つまり、6月以降に剪定をしてしまうと、
来年の花芽を全部切ってしまい、花が咲かなくなってしまいます。

ドウダンツツジを育てる際は、
花が終わったら直ぐに刈り込むようにしてください。

 

ブルーベリー

最近ではホームセンターでもよく見かけるようになったブルーベリーですが、
実だけだはなく、紅葉も楽しめる貴重な樹木です。

ブルーベリーはあまり大きくならず、
管理が楽な樹木です。

実が美味しくて、紅葉もして、剪定も脚立要らずなので
とてもおススメの樹木になります。

 

ちなみにブルーベリーはツツジ科なので、酸性土壌が好きです。

リン酸肥料などをあげると元気になります。

 

 

 

ということで、紅葉するおススメ樹木の紹介でした。

今回は赤く紅葉する樹種を紹介しましたが、
次回は黄色く紅葉する樹種を紹介したいと思います。

うまく配植して、秋に美しく彩る庭を作ってみて下さい。

 

ではまた。

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