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ユリノキ( Liriodendoron tulipifera )
ユリノキの特徴
ユリノキの科名・属名
モクレン科ユリノキ属
ユリノキの和名由来
属名、英名から。花の形がユリに似ているため。
ユリノキの学名由来
「Liriodendoron」=「Leirion ユリ」+「dendoron 木」から。
「tulipifera」=チューリプの花に似た の意。
ユリノキの別名
ハンテンボク、レンゲボク
ユリノキの分類
広葉樹・落葉樹・雌雄同株
ユリノキの分布
北アメリカ東部原産
ユリノキの葉の特徴
葉身は6~18㎝。葉は互生する。
葉の縁は全縁で4裂ないし6裂する。葉先は鈍頭。
葉の表は緑色で無毛。
裏は灰白緑色で葉脈上に毛がある。
葉柄は長く、8~18㎝ある。
ユリノキの花の特徴
5~6月頃に、微かに芳香のある花を枝先に付ける。
花の色は黄緑色で、花弁は6枚。
ユリノキの実、種子の特徴
10月頃に熟すが、冬の間は枝に残る。
ユリノキの樹皮、枝の特徴
樹脂は暗灰白色で平滑。
老木になると樹皮が縦に裂けて網目状になる。
ユリノキの育て方
ユリノキの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
砂壌土 | 〇 | 〇 | ◎ | △ | 〇 |
ユリノキの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
ユリノキの管理方法
成長が早く大径木になる樹木。
肥沃な土地を好み、乾燥には弱い。
病虫害には強いが、大径木にはベッコウタケが付くことがある。
ユリノキの病虫害
・べっこうたけ病
根系や樹幹下部の傷から侵入し、材を腐朽させる。
病気が進行すると形成層を侵し、樹勢を衰えさせ、
最終的に枯死させる。
感染した樹木の材は白色腐朽を起こすため極めて脆弱となり、
倒木のリスクが高くなる。
子実体(きのこ)はサルノコシカケ型で一年生。
一度感染したら防除法はないため、
支柱で倒木しないように養生する。
ユリノキの豆知識
街路樹や公園木として人気の高い樹木。
日本には明治初年に渡来した。
材は加工しやすい為、楽器や建材などにされる。
アメリカのインディアナ州の州花。
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