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ニッケイ( Cinnamomum okinawaense )
ニッケイの特徴
ニッケイの科名・属名
クスノキ科クスノキ属
ニッケイの和名由来
根に近い樹皮の厚い部分を漢名で肉桂といい、
その音読みから。
ニッケイの学名由来
「Cinnamomum」=ギリシャ名で桂皮を指す。
「okinawaense」=沖縄の の意。
種小名は「sieboldii」で表記される文献もある。
ニッケイの別名
特になし
ニッケイの分類
広葉樹・常緑樹・雌雄同株
ニッケイの分布
九州の徳之島、沖縄に分布
ニッケイの葉の特徴
葉身は10~15㎝。葉は互生する。
葉の縁は全縁で、葉先は長く尖る。
葉の表は濃緑色で光沢がある。裏は灰緑色。
3本の脈が目立ち、表面は凹み、裏面は隆起する。
ニッケイの花の特徴
5~6月頃、葉腋に淡黄緑色の花序を付ける。
ニッケイの実、種子の特徴
11~12月に球形の果実が黒紫色に熟す。
ニッケイの樹皮、枝の特徴
樹皮は灰褐色で平滑。
ニッケイの育て方
ニッケイの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
壌土 | 〇 | △ | 〇 | 〇 | 〇 |
ニッケイの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
ニッケイの管理方法
耐潮性があり、乾燥にも強い樹種。
大きくなるので植樹の際はスペースが必要
寒さには弱く関東以南が適地とされる。
剪定を嫌い、枝を切ると樹形が乱れやすい為、
透かし剪定や弱剪定をすると良い。
ニッケイの病虫害
・特になし
ニッケイの豆知識
香辛料を採取するために本州や四国、九州で
栽培されている樹木。
日本では江戸時代から栽培されている。
一般的に流通しているシナモンは
セイロンニッケイという樹種。
樹皮や根皮を乾燥させたものを桂皮といい、
香料や薬に使われる。
細根を束ねたものは「ニッキ」とよばれ、
子どものお菓子としていた。
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