ナシの特徴と育て方

植物図鑑

スポンサードサーチ

ナシ( Pyrus communis )

ナシの特徴

ナシの科名・属名

バラ科ナシ属

 

ナシの和名由来

中白(実の中が白い)の転。
風が強いと実らないことから「風なし」の転とも。
諸説あり。

 

ナシの学名由来

「Pyrus」=ナシの木のラテン古名。

 

ナシの別名

ナシノキ、アリノミ

 

ナシのその他分類

広葉樹・落葉樹・雌雄同株

 

ナシの分布

北東北を除く本州の山地

 

ナシの葉の特徴

葉は6~9㎝の広卵形。葉の付き方は互生または束生。
縁は不揃いの細かい鋸歯があり、葉先は尖る。
葉の表は濃緑色で、裏は淡緑色。

 

ナシの花の特徴

春、白色の5弁花を付ける。

 

ナシの実、種子の特徴

球形で黄褐色で斑点のある実が付き、9~10月に熟す。
実は食べられる。
栽培品種によっては7月から収穫できるものもある。

 

ナシの幹、枝の特徴

樹皮は灰褐色で、老木になってくると縦に不規則に割れて剥がれる。

 

 

ナシの育て方

ナシの適正環境

土壌潮害耐寒日照乾燥湿潤
壌土

 

ナシの暦と管理適期

101112
開花時期
果熟期
剪定適期
移植適期

 

ナシの管理方法

日当たりを好む樹種。
乾燥に強く、地植えならば水やりは滅多に必要がない。
自家不和合成(同じ品種では結実しない)の樹種なので、
別品種と一緒に育てるようにする。
赤星病の中間宿主であるビャクシン属(カイズカイブキ)などとは
一緒に育てないようにする必要がある。

 

ナシの病虫害

・赤星病
さび病と呼ばれる病気の一つ。
葉に感染し、橙色の病斑を形成する。
病気の進行とともに病斑は拡大し、葉裏にけば立った菌が発達する。
冬季はカイズカイブキに感染して越冬する。
罹病葉は見つけ次第、焼却処分する。
また、新葉の展開時に登録農薬を散布する。
近くにカイズカイブキが植わっていたら撤去する。

 

ナシの豆知識

主に果樹として栽培されている樹種。
栽培されている品種は主にニホンナシ、チュウゴクナシ、
セイヨウナシに分類される。

熟した果実を生食にする。
ジャムやコンポートにすることもある。

セイヨウナシで作ったお酒をポワレ(ポワール)と呼び、
フランスで愛飲される。

材は堅く均質なため、床柱や算盤玉、数珠などに使われる。

乾燥葉はあせもや肌荒れ防止のために、
薬用の入浴剤として使われる。

日本では西暦693年にはクリやクワなどと共に栽培されていた。

二十世紀ナシは鳥取県の県花。

 

コメント