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カマツカ( Pourthiaea villosa )
カマツカの特徴
カマツカの科名・属名
バラ科カマツカ属
カマツカの和名由来
材を鎌の柄に使ったため。
カマツカの学名由来
「Pourthiaea」=フランスの宣教師プシーを追悼して名付けられた。
「villosa」=軟毛がある の意。
カマツカの別名
ウシコロシ
カマツカの分類
広葉樹・落葉樹・雌雄同株
カマツカの分布
日本各地の山野
カマツカの葉の特徴
葉は長さ5~10㎝の広倒卵形。
葉の付き方は互生ないし束生する。
葉の先はやや尾状に伸びて尖り、縁には細かい鋸歯がある。
葉の表は緑色、裏は淡緑色で葉脈上に毛がある。
秋には紅葉する。
カマツカの花の特徴
春、白色の5弁花を枝先に散生状に付ける。
カマツカの実、種子の特徴
小さな赤い球形の果実が秋に熟す。
カマツカの樹皮、枝の特徴
樹皮は暗灰色でしわがある。
カマツカの育て方
カマツカの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
壌土 | △ | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 |
カマツカの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
カマツカの管理方法
中木と表現される樹木で、最大でも6m位までしか育たない。
成長は早くないので管理は楽。
自然樹形がきれいなので、剪定が必要な場合は
透かし剪定をするとよい。
枝葉が蒸れると毛虫が発生しやすい。
カマツカの病虫害
・ルリカミキリ
成虫の体長は10~12㎜で、体は橙黄色で翅は藍紫色。
2年に一回発生で、樹幹内で幼虫越冬する。
成虫は5~6月に現れ、新芽や新葉の葉脈を加害する。
6月頃に新梢を摂食して産卵する。
幼虫は樹皮下を下方に向かって食害し、
樹皮に穴をあけて虫糞(フラス)を外に排出する。
食害にあうと枝枯れすることがある。
防除法は成虫を捕殺するか、成虫発生初期または直前に農薬を樹幹注入する。
カマツカの豆知識
雑木、和風の庭に合う樹木。
盆栽にも用いられる
新芽や熟した果実は食用とされる。
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