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ビワ( Eriobotrya japonica )
ビワの特徴
ビワの科名・属名
バラ科ビワ属
ビワの和名由来
葉の形が楽器の琵琶に似ているため。
ビワの学名由来
「Eriobotrya」=「erion 軟毛」+「botrys ブドウ」の意。
果実が房になり、毛が生えているため。
「japonica」=日本の の意。
ビワの別名
ビヤ、コフクベ
ビワの分類
広葉樹・常緑樹・雌雄同株
ビワの分布
中国原産だと言われている
ビワの葉の特徴
葉は長さ15~30㎝の広倒披針形は狭倒卵形。
葉の付き方は互生。
葉の先は尖り、縁は葉の中央より先に粗い鋸歯がある。
葉の表は濃緑色で毛が多いが、後に無毛になる。
葉の裏は淡緑褐色で、前面に毛が密生する。
ビワの花の特徴
12月頃から1月にかけて目立たない花が付く。
ビワの実、種子の特徴
6月頃に卵形でオレンジ色の実が付く。
実は食べられる。
ビワの樹皮、枝の特徴
樹皮は灰褐色で縦にひび割れる。
ビワの育て方
ビワの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
砂質壌土 | ◎ | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 |
ビワの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
ビワの管理方法
耐潮性、耐乾性があり、環境耐生の強い樹種。
成長が早く、定期的な剪定管理が必要。
ビワの病虫害
・がんしゅ病
樹幹や枝に発生し、罹病部が膨らむ。
罹病部は風などの衝撃で折れやすくなっている。
見つけ次第罹病部を切除し、焼却処分する。
また、剪定痕には塗付用の殺菌剤を塗ると予防になる。
激しく罹病している樹木は伝染減となるため、伐採する。
ビワの豆知識
果樹として庭木にとしてよく植えられる樹木。
果実は食用になる。
葉は枇杷葉といい、サポニンやアミグダリンを含み、
煎じて鎮咳、下痢止めの薬として用いられる。
材は堅く、装飾用建材などに使われる。
日本には中国大陸から奈良時代~平安時代に渡来したと考えられている。
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