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アケビ( Akebia quinata)
アケビの特徴
アケビの科名・属名
アケビ科アケビ属
アケビの和名由来
「開実(アケミ)」の転。諸説あり。
アケビの学名由来
「Akebia」=和名にちなむ。
「quinata」=五つの の意。複葉が五枚のため。
アケビの別名
アケビカズラ、アケビヅル
アケビの分類
広葉樹・落葉樹・雌雄同株
アケビの分布
本州~九州の山地
アケビの葉の特徴
葉は掌状複葉で、5枚の小葉からなる。
小葉の大きさは6㎝の狭長楕円形。
葉の付き方は互生。
縁は全縁で、葉先は凹頭。
葉の表は濃緑色で、裏は淡緑色。
アケビの花の特徴
3~4月に開花。花弁はなく、萼片が3個付く。
アケビの実、種子の特徴
果実は紫色をしており、熟すと開裂する。
アケビの樹皮、枝の特徴
樹皮は茶褐色~灰褐色で細かくひび割れ、隆起する。
つるは左巻きに巻く。
アケビの育て方
アケビの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
埴壌土 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
アケビの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
アケビの管理方法
木本性つる植物の一種で、
他の樹木に巻き付きながら成長する。
近くの樹木に絡み、痛めることがあるので
つる先の誘因、剪定は定期的に行った方が良い。
陽樹のため日向を好む。
花を付けるまでは年月を要するため、
新植から結実するまでは数年を要することがある。
自家不和合成のため、結実させるためには
二株以上のアケビが必要。
アケビの病虫害
・斑点病
罹患すると新葉の葉脈に区切られた部分に
褐色ないし濃褐色の病斑が生じる。
病斑は肥大化して融合し、大型化する。
病葉は早期落葉する。
落葉は感染源になり得るため焼却処分する。
アケビの豆知識
つる性のため、フェンスや柵、アーチに絡ませて使う。
果肉は甘く、食用にされる。
古代では無病延命の果実として朝廷に献上された。
つるはかご細工に用いられる。
木部にはアケビンを含有する。
木通という生薬名で流通し、利尿作用がある。
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