【剪定の基本】枝を切る部分の見極め方

雑記

どうもカントーです。

本日は徳島県にある徳島城跡に行ってきました。

お目当てはもちろんサクラ!

今回はここにしかない
‘蜂須賀桜(ハチスカザクラ)’を見てきました。

ちょっと散りかけていましたが、
無事キレイなピンク色の花を見ることができました。

今回の蜂須賀桜で思ったことは、
「ここ、剪定上手!!」

どこの太い枝の切り口も、
見事に傷が塞がっているのです。

 

ということで、ちょっとだけ剪定の話しをします。

 

樹木の剪定は、
病気の罹病リスクと大きく関係しています。

理由は、剪定により樹木は弱るし、
傷口ができることで感染経路を作ってしまうからです。

つまり、上手く剪定してあげないと、
樹木の寿命を縮めてしまうことになります。

 

ちなみに、どこで切ればいいのかというお話ですが、
今回は太い枝について解説していきたいと思います。

 

樹木には枝と幹の境目があります。

この境目で切ることがとても大切です。

もし枝側を残して切ってしまうと、
残った枝の部分が枯れてしまい、
腐朽菌の侵入経路を作ってしまいます。

逆に幹側で切ってしまえば、
幹を傷つけることになり、そこが感染経路になります。

 

この枝と幹の境目は、
回復能力がとても高いという特徴があります。

幹と枝の境目で切ると、樹皮が傷口を塞ぐように盛り上がり、
最終的には傷口を塞いでくれます。

この剪定の方法は、
ナチュラルターゲットカットと呼ばれます。

 

ちなみに枝が残っていても塞ごうとするのですが、
枝に邪魔されて塞ぎ切ることができません。

この枝が残っている剪定方法を、
スタブカットと言います。

 

また、幹側で切ってしまうと回復組織を切ってしまうため、
回復が遅くなってしまいます。

このような切り方をフラッシュカットと言います。

 

詳しくはYouTubeでも解説したので、
そちらも参考にしていただけると分かりやすいと思います。

【桜前線追いかけ隊】佐々川沿い桜並木 長崎編

太い枝の剪定について、もう一つ補足しておきます。

樹木の幹を輪切りにすると、
中心の色が濃くなっており、周囲の色は薄くなっています。

この濃い部分は「心材」といい、
全て死んだ細胞で構成されています。

色が薄い部分は「辺材」といい、
道管組織などの細胞は生きています。

この心材は死んだ細胞しかないので、
病気に侵されても抵抗ができません。

つまり、一度病気に罹ると
進行を待つだけの状態になってしまいます。

この状態を防ぐには、やはり細い枝のうちに
剪定することが必要です。

将来の樹形を考えて、
残すべき枝、切るべき枝を見極めて
剪定する必要があります。

慣れればそこまで難しくないのですが、
やはり、それなりの訓練は必要です。

 

大切な樹木を剪定する際は、
造園業者に頼む方が確実だと言えるでしょう。

 

ちなみに私のブログとYouTubeでは
剪定のポイントを解説しているのが
何本かあります。

ぜひ参考にしてみてください。

 

樹木も命ある生物なので、
大切に思ってくれる人が一人でも多く増えることを
心より願っています。

 

ではまた。

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