【サクラの王様】ソメイヨシノが人気の理由

雑記

どうもカントーです。

 

東京でもソメイヨシノが満開を迎え、
各地で花が開き、春本番を迎えようとしています。

 

サクラと言えば‘ソメイヨシノ’が有名です。

逆に、他のサクラの品種を言えと言われて
答えられる方は相当マニアックだと思います。笑

 

では、なぜこのソメイヨシノは
ここまで人気の品種になり、
全国で植えられるまでになったのでしょうか?

ということで、今回はソメイヨシノが
人気である理由について解説します。

 

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ソメイヨシノが好かれる理由

ソメイヨシノとは、サクラの原種である
オオシマザクラとエドヒガンの交配種です。

江戸時代に数多くの品種の中から選抜され、
明治時代以降に植栽され始めました。

そこから急に人気が出て、
至る所に植えられたソメイヨシノ。

 

実は、ソメイヨシノはただ花がきれいだから
人気が出たわけではありません。

 

ソメイヨシノの特徴

ソメイヨシノには、他のサクラにはない
以下のような大きな特徴があります。

 

  1. 花数が多いこと
  2. 花色が薄いピンクであること
  3. 成長が早いこと

 

この3つについて、少し掘り下げたいと思います。

 

まず、花数が多いこと。

サクラは枝先に花が付きますが、
ソメイヨシノはその数が桁違いです。

花数が多いと、その分ボリュームが出て
迫力のある樹木になることは
想像に難しくありません。

また、花びら自体も他のサクラと比べて比較的大きい為、
さらに見た目のインパクトが大きくなります。

 

ヤマザクラなど他のサクラは花数が少ない為、
ソメイヨシノと比べて
どうしてもスカスカして見えます。

また、ヤマザクラなどのサクラは
葉が一緒に展開します。

つまり、花いっぱいのサクラを楽しめる
ソメイヨシノという品種は、
見た目が満点のサクラなのです。

 

次に花の色です。

ソメイヨシノのような薄ピンク色の花は、
実は自然界に多くありません。

ウメは赤か白、ピンク色の品種もありますが、
かなり濃い色です。

また他の植物も、だいたいは
赤、白、または濃いピンクです。

日本には「詫び寂び」を大切にする文化があり、
あまり濃い色を好みません。

その中で、奥ゆかしいピンク色は
日本人の感覚にもぴったりだったのでしょう。

 

そして最後に成長の早さです。

ソメイヨシノはサクラの中でも
ずば抜けて成長が早い品種です。

成長が早いことには、
二つの利点があります。

 

一つは、植えてすぐに大きな樹木になるため、
名所化するまで時間がかからないこと。

サクラの名所は、それだけで人を集め、
町に活気を生み出します。

これを短時間で作るためにも、
ソメイヨシノはうってつけの樹木です。

逆に河津桜は成長が遅く、
大きくなるのに時間がかかります。

そのため、庭の敷地に植えるのであれば
成長の遅い河津桜をおススメします。

 

もう一つの利点は、値段が安くなることです。

樹木の値段は、生産量や成長量で決まってきます。

商品は基本的に生産量が多ければ単価が下がり、
少なければ単価が上がります。

これはどの業種も基本的に一緒だと思います。

サクラも一緒で、同じ種類を大量に作る分には
コストが下がるため単価も下がります。

また、成長が早いということは、
商品になるまでの時間も早いということです。

つまり、商品化までの時間コストが低いので、
値段も安くできます。

つまり、コスパ最強のサクラが
ソメイヨシノなのです。

 

 

以上のことからソメイヨシノは
瞬く間に日本中に植えられました。

改めて考えると、
これだけ多く植えられているのも納得ですね。

 

しかし、ソメイヨシノにはデメリットもあります。

一つは、成長が早すぎることです。

成長が早いということは、
剪定などの管理コストがかかるということです。

こうなると、管理にお金が回らない場所は
伸び放題になってしまいます。

こうなると枝が多くなり、風通しが悪くなるので
病虫害が多発します。

 

もう一つのデメリットは、
病害に弱く、腐朽しやすいことです。

ソメイヨシノの寿命は60~100年程度と言われています。

これは、寿命が尽きるということではなく、
これぐらいの樹齢になると
腐って倒れてしまうということです、

樹齢300年を超すサクラが日本各地で見つかっている中、
この寿命はかなり短いです。

また、多くの数を一か所に植えられることによって、
病気が蔓延しやすいことも言えるかもしれません。

 

 

ということで、ソメイヨシノ特徴でした。

メリット、デメリットをよく考えて
植えることが大切ですね。

 

ではまた。

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