カクレミノの特徴と育て方

植物図鑑

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カクレミノ ( Dendropanax trifidus)

カクレミノの特徴

カクレミノの科名・属名

ウコギ科カクレミノ属

 

カクレミノの和名由来

3裂した葉を姿を隠せる蓑に例えたことから。
鬼や天狗が持つものとして、
古くは絵模様などに描かれていた。

 

カクレミノの学名由来

「Dendropanax」=「dendron 樹木」+「panax トチバニンジンボク属」から。
Panax属に似て、高木になるため。
「trifidus」=中三裂の の意。

 

カクレミノの別名

ミツデ、ミツナガシワ

 

カクレミノの分類

広葉樹・常緑樹・雌雄同株

 

カクレミノの分布

千葉県南部以西~沖縄の暖地、陰湿地

 

カクレミノの葉の特徴

葉は互生で卵形または倒卵形で
2~3裂するが、若木では5裂することがある。
葉身の長さは8~16㎝。
葉縁は全縁で葉先は尖頭。
葉の表は濃緑色で光沢があり、
3本の葉脈が目立つ。
裏は黄緑色。

 

カクレミノの花の特徴

夏頃、枝先に5弁花の花を付ける。
色は黄緑色。

 

カクレミノの実、種子の特徴

果実は秋ごろに楕円形の果実が黒熟する。

 

カクレミノの樹皮、枝の特徴

幹は全体灰色で平滑。

 

 

カクレミノの育て方

カクレミノの適正環境

土壌潮害耐寒日照乾燥湿潤
壌土

 

カクレミノの暦と管理適期

101112
開花時期
果熟期
剪定適期
移植適期

 

カクレミノの管理方法

典型的な陰樹で、日陰と湿地を好む。
耐潮性が強く、海岸近くでも植えることができる。
枝は暴れやすく、剪定が難しい。
自然形がきれいなので、
枝の元から抜くように剪定する。
小さくしたい場合は根元から切り、
新しく更新させる。

 

カクレミノの病虫害

・カメノコロウムシ
カイガラムシの仲間で、
雌成虫は体長3~4㎜程度。
楕円形で赤色を帯びた
白色の蝋物質で覆われている。
年一回の発生で、成虫で越冬する。
5~6月頃に産卵し、
7~8月頃に幼虫が孵化して葉の食害を始める。
砂埃の多い、風通しの悪い場所で多発する。
防除は直接ブラシで削ぎ落すか、
幼虫発生期に登録農薬を散布する。

 

 

カクレミノの豆知識

和風の庭で陰樹や目隠しの木として
よく使われる樹木。
葉に風情があるので、
壺庭や料亭にもよく植えられる。

樹液は黄漆といい、染料になる。

伊豆の島々では神前の供物を
カクレミノに載せていた。

 

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