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ムラサキシキブ( Callicarpa japonica )
ムラサキシキブの特徴
ムラサキシキブの科名・属名
クマツヅラ科ムラサキシキブ属
ムラサキシキブの和名由来
紫色のキレイな実を紫式部になぞらえて。
ムラサキシキブの学名由来
「Callicarpa 」=ギリシャ語で美しい果実 の意。
「japonica」=日本の の意。
ムラサキシキブの別名
ミムラサキ、タマムラサキ
ムラサキシキブのその他分類
広葉樹・落葉樹・雌雄同株
ムラサキシキブの分布
北海道~沖縄の山野
ムラサキシキブの葉の特徴
葉は6~13㎝の楕円形または長楕円形。
葉の付き方は対生。
縁は細かい鋸歯があり、
葉先は長く尖る。
葉の表は緑色で、裏は緑色~淡緑色。
葉の裏には黄色味を帯びた腺点がある。
ムラサキシキブの花の特徴
6月頃に葉腋から集散花序を付ける。
花色は薄紫色。
ムラサキシキブの実、種子の特徴
球形で紫色の小さな果実が付く。
ムラサキシキブの樹皮、枝の特徴
枝は細く、株立ち状になる。
枝の色は灰色~灰褐色。
ムラサキシキブの育て方
ムラサキシキブの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
壌土 | △ | 〇 | 〇 | △ | 〇 |
ムラサキシキブの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
ムラサキシキブの管理方法
低木で管理のしやすい樹種。
枝が混んできたら元から抜き、
自然樹形を保つように剪定する。
移植や剪定の適期は
落葉してから3月ぐらいまでの間。
ムラサキシキブの病虫害
・角斑病
罹病すると葉に不規則多角形の病斑が発生する。
病斑は褐色~赤褐色ですす状のカビに覆われ、
病斑上には黒色の小さい粒が散生する。
発病すると早期落葉する。
発生や生態については明らかにされていないが、
発病葉は除去、処分し、
落葉も集積して処分する。
ムラサキシキブの豆知識
雑木の庭や和風の庭に使われる樹木。
公園の緑化樹としても用いられる。
材は白色で重く、緻密で粘り気があるため、
大工道具の柄などに用いられる。
木炭ざいとしても使われる。
一般的に出回っているムラサキシキブは
コムラサキを指すことが多い。
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