庭に植えるならこの木!おススメの樹木5種!!

樹木

ご無沙汰していましたが復活しました!
これからまた随時更新していきたいと思います。

 

今回は一番むずかしい問題である
「何を庭に植えたらいいのか?」という質問に答えます。

植木の生産、外構の設計に従事した樹木医の私が
今まで調べて、植えて、育てて、管理した中で
特にいいと思った樹種をピックアップしました。

植える環境によって左右されますが、
水やり、剪定などの管理面の長所や
花や紅葉の見ごたえ、病気のなりやすさ等の総合的判断から、
個人的におすすめの樹木を紹介していきます。

①ジューンベリー(アメリカザイフリボク)

あまり聞きなれない名前かもしれませんが普通に流通している樹木です。
おススメの理由は、

1.可憐な白い花が咲く。
2.赤いかわいい実がなる。食べられる。
3.秋に紅葉する。
4.成長が比較的ゆっくり。
5.病気になりにくい。
とにかく良いところ取りの樹木!
落葉樹なので四季を感じられますし、しかも花、実、紅葉が楽しめるという
最高の樹木です。

品種により生育の早さや枝ぶり、花の時季は変わるものの、
とても管理がしやすいです。
枝が混むこともないので剪定が楽なのもジューンベリーのいいところ。

毛虫がつくことはありますが、
枝葉が混まないので見つけやすく対処が容易です。
また、毛虫がつくといってもサクラのように大量につくことはめったにありません。
発生しないことの方が多いぐらいでしょう。

また、風貌は洋風、雑木の庭に合いますが、
赤い実がなり紅葉することから、和風でも合わせられるという、
場所を選ばず植えられるのも良いところ。

 

②ソヨゴ

この樹木も名前は聞き馴染みがないですが、一般的に植えられている種類です。
モチノキの仲間で、葉っぱが風に吹かれて鳴る音から「ソヨゴ」と名づけられました。
最近の外構では必ずと言ってもいいほどよく使われているこの樹木、
そのよく使われている理由は、
1.常緑樹で冬も緑をキープ。
2.赤い実をつける。(メス木に限る)
3.成長がとにかくゆっくり。
4.病虫害が少ない。

とにかく成長が遅いので管理がとても楽!
剪定手間がとにかく省けます。
そして一年を通し、庭に緑を彩り続けてくれる貴重な樹木です。

常緑樹で一般的に庭に植えられる樹木としては
キンモクセイやシラカシ、ツバキなどがありますが
これらの木は剪定が大変で刈込などの手入れをこまめにする必要があります。
また、枝葉が混み、もっさりしたイメージや庭を暗いイメージにしてしまいます。
ソヨゴは枝葉があまり混まないので、常緑でも爽やかな庭をキープしてくれます。

ソヨゴの注意ポイントはオス木では実がならないことです。
実を楽しみたい方はメス木を選んで植えた方がいいです。

 

③アオダモ

この樹木は野球が好きな方の方がよくご存知かもしれません。
昔、海外で目覚ましい活躍をしているイチロー選手は
北海道産のアオダモをバットの材として愛用していました。
現在は良いアオダモの材が取れなくなってしまったので使っていないようですが・・・

この良質な材を持つアオダモは庭木としても優秀です。
おススメのポイントは、

1.とても爽やかな枝葉。
2.すらっとしたきれいな樹形。
3.自然を感じるきれいな樹皮。
4.春先に咲く、白くふわふわしたきれいな花。
5.病虫害が少ない。

雰囲気が爽やかでどんな庭でも合わせやすい万能な樹木です。
枝葉は爽やかで幹もすらっと伸びます。
また、樹皮は白いまだら模様になることがあります。
これは山間部で生産されたものによく見られるのですが、
地衣類という生物が樹皮に付着し、大自然の中にいる雰囲気を醸し出してくれます。

また、春先にはきれいな白い花を咲かせます。
ふんわりとした花はとても可愛く、また優しい白い色が
自然の中の温もりを感じさせてくれます。

また病虫害が少ないのもアオダモのいいところです。
アブラムシが新葉に付くことがありますが、その他はあまり見られません。

また、樹幹(樹木の頂上部分)が広がりやすいので、
枝を軽くしてあげる剪定が必要です。
3本枝が混んでいたら2本ないし1本にしてあげるなど
透いてあげるような剪定をすると樹形を崩さず
アオダモの雰囲気を壊さず管理できます。

 

④タイサンボク‘リトルジェム’

これは近年ぽつぽつと見るようになった最強の樹木です。
タイサンボクは本来とても大きくなる樹木で、相当な庭面積がなければ
おススメできない樹木なのですが、
リトルジェムの最強ポイントは、

1.成長が極端に遅い。
2.常緑で秋冬にも庭に緑色を彩る。
3.とてもきれいで大きな白い花が咲く。
4.6月から11月ぐらいまで花が咲き続ける。
4.花の香りがとても良い。
5.病虫害に強い。

とにかく成長が遅い!
植える環境にもよりますが、2~3年に一度少し透かし剪定をしてあげれば大丈夫だと思います。
逆にタイサンボクはブツブツに切ると新芽の出てくる場所が決まっており、
樹形が崩れてしまう可能性があります。

管理が楽なのもいいところですが、リトルジェムは花が最強です。
まず白い大きな花が咲きます。タイザンボクはモクレンの仲間なので
ハクモクレンやコブシのような大きな花をつけます。

また、タイサンボクは英語でマグノリアといい、香水にもされるようなとてもいい匂いがします。
普通のタイサンボクやハクモクレンでは樹高が高く、花の香りを嗅ぐ機会が少ないですが、
リトルジェムなら顔の高さで花を咲かせてくれます。

さらにリトルジェムは暖かい季節の間、花を咲かし続けます。
サクラやモクレンのように樹木全体に満開になるというわけではありませんが、
大きな花を絶えずどこかに咲かせています。(花数等は樹木の大きさや環境によります)

そして病虫害も少ない、まさに最強の庭木です。

 

⑤スモークツリー‘ピンクレディ’

スモークツリーの仲間はほわほわした可愛い花をつけるので女性に大変人気のある種類です。
お花屋さんでもたまに見かけることがあります。
しかしながら樹木自体は縦にも横にも大きくなり、大変扱いにくい樹種です。
ピンクレディをおススメする理由は、

1.かわいい薄いピンク色の花が咲く。
2.低い樹高でもたくさんの花をつける。
3.成長が遅い。

とにかく可愛いです。ふわふわした薄いピンク色が庭にあるだけで、
雰囲気はとても温かく、優しいものになります。
また、成長が遅いため、目線の先に花を咲かせてくれるのも
ピンクレディの憎いところです。
洋風の庭には絶対に入れたい品種になっています。

 

以上、私のおススメ樹木の紹介でした。
お庭に入れる植物を選ぶのは本当に難しいと思います。
そんな中で少しでも参考になれば幸いです。

それではまた。

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