やけどから始まった!?アロマセラピーの起源と人気の理由。

ハーブ

家電量販店に行くと、今の時期は加湿器が目立つところに置いてあります。また、最近では加湿器と一緒にアロマオイルが置いてあるのをよく見かけます。また、アロマテラピー検定も、今や人気資格の一つになっています。なぜこんなにもアロマセラピーが人気なのでしょうか?今回はアロマセラピーの起源や驚くべき効果などを紹介していきます。

アロマセラピーとは

アロマセラピーとは「アロマ(aroma)」はラテン語で「芳香、香り」という意味であり、「セラピー(therapy)」は「治療、療法」の意味です。つまり、香りによって治療する植物療法の一つになります。ちなみに植物療法とは植物が生産する化学成分で、人間の自然治癒力を改善、促進させる療法のことを指します。その中でアロマセラピーは、植物から抽出した精油(エッセンシャルオイル)で心と体を癒したり、健康や美容に役立てたりする療法です。

ちなみに植物の芳香が初めて利用されたのは、紀元前3000年頃、メソポタミアのシュメール人がレバノンスギを焚いて、香りを神に捧げていたことだと言われています。また、古代エジプトでは白檀等の植物を防腐剤として棺桶の中に使用していました。その中で使用されていた、ムクロジ目カンラン科の植物からとれた樹脂をミルラといい、これがミイラの語源だと言われています。

20世紀初頭、フランス人の科学者であるルネ・モーリス・ガットフォセが実験中に火傷を負い、ラベンダーの精油に患部を浸したところ、とても効果が出ました。このことがあってからルネさんは精油と治療についての研究を始め、この研究分野を「アロマセラピー」と命名しました。これがアロマセラピーの起源になります。

アロマセラピーの効果

アロマセラピーと言われても「気のせい」だと思っている人も多いと思います。しかし、最近ではどんどん論文や報告が上がってきており、エビデンスの取れた治療法として確立されてきています。この章では香りの種類と、その効果について紹介します。

ラベンダー

トイレの香料やホットアイマスクなど、いろいろな消臭剤やリラックス効果のあるグッズに使用されるラベンダーですが、よく使われるのには理由があります。

ラベンダーの芳香にはストレスで緊張した体をリラックスさせてくれる鎮静作用があります。現代社会で疲弊した体にはぴったりの効果です。ラベンダーの精油成分の30~50%は酢酸リナリルという成分が占めています。この酢酸リナリルの含有量が高いほどリラックス効果が高いと言われています。また、精油に25~35%含まれるリナロールという物質は鎮痛作用や抗不安作用があります。

ラベンダーは不眠や抑うつに効果があるので、家に帰ってきてリラックスしたいときにおススメです。専用の加湿器やアロマポットなどで、自分の部屋を極上の癒し空間にするのも良いと思います。また、お湯にラベンダーのオイルを滴下し、タオルを浸して目の上に置くと本当に気持ちいいです。

ラベンダーは庭先でも育てることができます。(暑さには対策が必要です。)花を摘んできて家に吊るしておくだけでも効果があるので、ぜひ試してみてください。

ローズマリー

庭先でも育てられ、また料理にも使えるローズマリーですが、香りもとても優秀で高い効果を発揮してくれます。

ローズマリーには循環系、また神経系に良い効果を発揮し、特に低血圧や循環器系の症状に効くとされています。これはローズマリーの精油に10~20%含まれているカンファーという成分の作用だと言われています。また、活性型のローズマリーやレモンなどの香りを日中に、鎮静系のラベンダーやオレンジの香りを夜間に用いることで、記憶力の低下や認知能力の向上などに役立てる臨床研究もされています。

 

 

今回はアロマセラピーのあまり知られていない起源と、アロマとして代表的なラベンダーとローズマリーの紹介をしました。生活の質をあげる方法としては、しっかりリラックスすることや健康でいることがとても大切です。普段忙しい方やストレスが溜まっている方はぜひ試してみてください。

 

ではまた。

コメント