アオキ(Aucuba japonica)
〇科名:ミズキ科
〇和名由来:四季を通じて青いため。
〇学名由来:属名は別称アオキバのラテン語
〇別名:アオキバ、ミソブタ
〇広葉樹・常緑樹・雌雄異株
〇分布:日本全国の山地
〇葉の特徴
葉は濃緑色で淵に荒い鋸歯があり、
葉先は鋭く尖る。表面は革質で光沢がある。
斑入りの品種が多い。
〇花の特徴
雌雄異株で、春に緑色、
または紫褐色の花をつける。
4枚花弁で目立たない。
〇実、種子の特徴
冬に楕円形の赤い実をつける。
〇幹の特徴
青軸。幹でも光合成を行う。
〇育成環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
砂質壌土 | ◎ | ◎ | △ | △ | 〇 |
〇暦
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
結実時期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
〇管理方法
剪定は4~5月に混んだ枝を透くように行う。
また、大きくなってきたら古枝を抜くようにして自然形を保つ。
〇病虫害
・アオキコナジラミ
5月ごろに羽化し、7月中~下旬、9月の計3回発生する。
新芽に寄生し、すす病を誘発する。
透かし剪定を行い、通気性を保つことが防除に繋がる。
〇利用、豆知識
和風、洋風、雑木風などほとんどの庭に合う植物。
炙った葉を火傷や切り傷の患部に貼り薬とする。
1780年にイギリスに渡ったが、
雌木しか渡らなかったため海外では実がならないとされた。
1861年にイギリスに雄木が渡った。
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