要注意!!外構設計の問題とその解決法。

庭、ガーデニング

私は以前、新築のお宅の外構を設計していました。
新しく家を建てるとなると、家の中のことは色んな将来を想像しながら作りこみますが、
家の外の計画は後回しにしがちです。

しかし、外構を後から計画すると問題が出てきやすくなります。
私もいろいろなクレームを受けてきました。

そこで、家の外構を考えたときに、どんなポイントを押さえて
計画していくと良いのかを考えていきます。

 

外構とは

外構という言葉は、あまり聞きなじみがないかもしれません。

外構とは、自分の土地の家以外の部分のことを指します。
基本的には境界の中の範囲のことです。

外構の設計とは、例えば駐車場の位置、ポストの位置などを考えることです。

家の位置は後からは変えられないので、
家を建てる前の外構の設計はとても大切になります。

 

外構の問題

新しく外構を作りたい方は知識がない方がほとんどです。
しかし、インターネットで調べてもあまり情報は出てきません。

そこで、外構が分からずに、住宅の営業マンに任せたまま話を進めてしまうと、
後から大変なことになることがあります。

外構を設計するのに、新築で設計する場合と、リフォームで行う場合がありますが、
今回は新しく庭を作る場合の問題点と注意するポイントを説明します。

 

新築の外構設計の問題

新築では新しく全てを設計するのに、問題が発生するのか?
と思いますが、いろいろな部分で問題が起こることがあります。

まず、新築で外構をそのまま住宅メーカーに頼むと、
家の外の設計というのは蔑ろにされがちです。
これはかなりヤバい問題ですが、住宅メーカーはこの問題を抱えていることが多いです。

というのも、外構の売り上げは住宅全体の売り上げの数パーセントしかなく、
営業マンの成績にあまり反映されないんですよね…。
自社ではなく外部で外構を進める営業マンもいるぐらいです。

しかも、営業マンは売りやすいインテリアや住宅設備を強く推していくので、
外構まで予算が回せなくなってしまいます。
よって必要最低限ギリギリの外構しかできなくなります。

このような形で外構を設計していくと、後から問題がたくさん出てきます。
新築なのに見栄えが悪いとか、泥跳ねがすごいとか…。

そもそも土地には毎年税金がかけられているのに、
無駄な部分や、納得のいかない設計で良しとするプロ意識が問題ですね。

しかし、住宅メーカーには多かれ少なかれ
こういった風潮があることは事実です。

そして、住宅メーカーに頼む方が高くつきます。
これは絶対と言っていいでしょう。

外構は住宅メーカーの協力業者にやってもらうことがほとんどなので、
その請負の中で高くなってしまうのはしょうがない部分ではあります。

 

また、住宅メーカーとは別の会社で設計、施工を頼む場合があります。
このパターンでも、別の問題が出てきます。

例えば水道管を壊されたり、地下設備に傷が付いたりといった感じです。
別会社に頼むとなると、工事自体が別になります。
つまり、そこに連携がなくなるわけです。

つまり、外構の設計で欠かせない住宅の地下設備関係が分からないまま
設計、工事が進むことになります。

こうなるとせっかくの新築が、すでに補修工事した状態で引き渡しになります。

この問題は、住宅の配管図を外構を頼んだ業者に渡しても問題が発生することがあります。
これは、地盤の固さ等々の理由で
現場が設計通りになっていないことが原因で起こります。これが結構あるんですよね…。

つまり、住宅メーカーに頼むにしろ、他業者に頼むにしろ、
外構というのは問題が発生するケースがあるということを覚えておいてください。

 

住宅メーカーと他業者、どちらに頼むべきか

上記の問題を考えると、どちらにも頼みたくなくなるかもしれませんが、
外構の工事は必要です。
ではどちらに頼んだ方が良いのでしょうか?

私の経験上、住宅メーカーの外構担当と
密な打ち合わせをすることが一番大切だと思います。

住宅の外構担当は経験も豊富で、様々な現場に対応してきています。
しっかり問題を把握しており、かつ住宅工事と連携が取れるポジションが
外構の担当者です。

しかも、住宅の外構担当なら気軽に無料で相談できます。
他業者だと相談した後、人によっては仕事を他に頼みづらいこともあります。

まずは、外構の担当者に新しく家を建てる土地において、どのような問題点があるかを
しっかりピックアップしてから外構設計を行うことが大切です。

特に高低差や境界の問題は、近隣とのトラブルに発展します。
少しでも多くの現場を担当した方に見てもらった方が良いでしょう。

また、住宅メーカーの外構担当者でなくても、
しっかりとした経験のある人でしたら大丈夫です。
しかし、近所の造園業者とかだと信頼度は怪しいです。
外構もやっている設計事務所なら大丈夫かと思います。

 

問題点がしっかり把握出来たら、あとは金額か安全かデザインかの選択です。
安全を取るなら住宅メーカー、金額を取るなら他業者で良いと思います。
デザインを取りたいなら、実績のある設計事務所を探した方が良いです。

以上を参考に進めると後々のトラブルを回避することが出来ると思います。
とにかく、最初は住宅の外構担当など、信頼のできる人と話すことが大切です。

 

そして、一番大切なのは家の計画と並行して外構の計画を進めることです。
デザインや地下の配管、窓の位置など
外構と一緒に考えないとバランスが取れない部分がたくさんあります。

計画中は大変だと思いますが、引き渡しの時に満足できる住宅を完成させるために、
ここでしっかり家族と設計担当の方とで計画してください。

 

 

ということで、あまり知られていない外構の内情と
おススメの外構計画の立て方でした。
土地によって問題点は変わってくるので、
まずはプロにしっかりと見てもらうことが大切です。

また、このブログのコメントでも質問があれば返答します。
コメント待っています!

ではまた。

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