ネムノキの特徴と育て方

植物図鑑

ネムノキ( Albizia julibrissin)

〇科名:マメ科

〇和名由来:眠之木から。

〇学名由来:「Albizia」=イタリアのF・D・アルビージから。
「julibrissin」=東インドの名。

〇別名:コウカ、ネム

〇広葉樹・落葉樹・雌雄同株

〇分布:東北地方以南の山地

 

〇葉の特徴
互生。二回羽状複葉。
葉の長さは30㎝程度。
夜には葉が閉じて垂れ下がる。

〇花の特徴
散形状に20個ほどの頭花をつける。
赤~ピンク色で糸状の長い雄しべが目立つ。

〇実、種子の特徴
広線形で長さ10㎝程度の莢果(きょうか)(=豆果)に
10~15個の種子が入っている。

〇幹、枝の特徴
灰褐色で平滑だが、樹齢を重ねるにつれて皮目が隆起してくる。
皮目は縦状に連なることがある。
老木は樹皮が割れることがある。

〇育成環境

土壌潮害耐寒日照乾燥湿潤
壌土

 

〇暦

101112
開花時期
果熟期
剪定適期
移植適期

 

〇管理方法
剪定、移植には弱い。
また、成長が早く高木になるため管理が難しい。
庭木には枝垂れの品種の方が管理しやすい。

〇病虫害

・ベッコウタケ
根本付近に発生する。
夏の発生初期は白色~クリーム色の塊状の子実体、
後に黄色~黒褐色の傘を形成する。
子実体が見られるときは症状はかなり深刻なので伐採処分する。

〇利用、豆知識
自然の庭に合う樹木。大きくなるので管理は大変。
耐潮性があるため、海岸沿いの植栽に適している。

中国では夜に葉が合わさる特徴から一家和合、夫婦和合の
縁起木として庭に植えられている。

「合歓皮」という漢方の原料で、
関節痛、腰痛に効果があるとされている。

木材は屋根板や道具の柄などの細工に使用される。

コメント