庭に植えると大変!おススメできない樹木

樹木

庭がある家に住む人にとって、
植物を植えたい方は
たくさんいらっしゃると思います。

しかし、その思いとは裏腹に、
植木は管理が大変で敬遠されることが多いです。

実際に植木は手入れは大変です。
命を扱うということに
プレッシャーを感じる方もいるでしょう。

そこで、今回は植えると特に大変な樹木を紹介します。

庭木は、自分の好きな樹木を
植えるに越したことはないですが、
管理が追い付かず、放置され、
伐採されてしまっては樹木も報われません。

おススメできない樹木の紹介と同時に
代替えとしてどんな樹木が良いかもおススメしますので
ぜひ最後まで読んでみてください。

 

おススメできない樹木の特徴

樹木も動物と一緒でいろいろな特徴があります。

例えば花の色、葉っぱの形、
成長速度、常緑樹、落葉樹などなど。

庭に植える木を探すときは、
こういった特徴をよく考えてから
樹木を選ばないといけません。

 

特に嫌われるのは虫の付きやすい樹木です。

虫が嫌いな人はもちろんのこと、
樹木にとって、虫は病害の原因になることが
とても多いです。

また、虫の食害によって
庭の景観が崩れてしまう恐れもあります。

 

庭木として適さない他の特徴としては、
病気にかかりやすい、成長が早い、
枯れやすい等が挙げられます。

これらの特徴がある樹木は
管理が大変になります。

 

おススメできない樹木

この章ではおススメできない樹木とその理由、
そして代わりに植えるおススメ樹木の紹介をしていきます。

ぜひ参考になさってください

1.サクラ

サクラは日本の象徴ともいえる樹木です。

嫌いな方は少ないですし、
庭に植えることを夢見ている方も多いでしょう。

しかし、サクラの管理はとても大変です。
その理由は

  1. 生長が早い
  2. 大きくなりすぎる
  3. 花弁の掃除が大変
  4. ケムシが付きやすい
  5. 落ち葉の処理が大変
  6. 剪定が難しい
  7. 幹が腐りやすい

列挙するといかにサクラの管理が
大変なことかが分かると思います。

これを見ただけでサクラは植えられないなと
思う方も多いでしょう。

実際にサクラの管理はとても大変です。

しかし、サクラにもいろいろな
特徴を持った品種が存在します。

例えば’天の川’という品種は
成長があまり早くありません。

また、枝が横に伸びていかないため、
剪定がとても楽になります。

しかし、毛虫は発生する可能性があるので
剪定をして風通しを良くすることや、
ケムシの発生時は殺虫剤の散布が必要になります。

 

マツの仲間

マツと言えば、日本庭園には
必ずと言っていいほど植えられています。

アカマツ、クロマツ、ゴヨウマツなど
いろいろな種類のマツの種類が
庭園では見ることが出来ます。

しかし、マツの管理というのは
プロでも大変な作業になります。

マツの管理が大変なのは、
マツの特殊な生長の仕方に原因があります。

多くの樹木では、枝を選定した時、
剪定した痕、または剪定痕の近くにある芽から
新しい枝が伸びてきます。

例えば街路樹のサクラを見てみると、
枝や幹を切り落とした痕から
枝がたくさん出ているのを観察できます。

この例のように、枝がなくなれば
新しい枝を出そうとするのが一般的な樹木です。

しかし、マツはこういった成長はしません。

なんと、マツは枝先からしか
新しい芽をつくらないのです。

つまり、マツの剪定を一回ミスると
再生が不可能になってしまいます。

だからマツの盆栽は高い値が付くのです。

また、庭木として植えるときは、
5月の新芽の時にしっかり手を入れないと
みるみる樹形が悪くなっていきます。

剪定が難しく、また手間もかかるため、
マツの管理コストは他の樹木と比べ物になりません。

 

そして、現在マツの存在を脅かしている生物がいます。
それがマツノマダラカミキリです。

このカミキリは
マツを枯死させてしまう線虫を媒介しています。

マツノマダラカミキリがマツの樹幹内で産卵すると、
線虫がマツの中で発生し、栄養や水分のやり取りを邪魔して
最終的には枯死に至ります。

この病気が国内で大発生しており、
全国の海岸林で植えられているクロマツが
大変危険な状況になっています。

 

この病気の被害と剪定管理の大変さを
鑑みると、植えることに大変なリスクがあることを
承知したほうが良さそうです。

どうしてもマツが欲しい方は、
ゴヨウマツをおススメします。

理由としては、刈込剪定が可能だからです。

やはり、丁寧に剪定することに越したことはありませんが、
ゴヨウマツなら刈込で玉を作っていっても形を保てます。

しかしながら、刈込だけの剪定だとどうしても枝葉が混み、
元気がなくなってきてしまうので、
定期的には透かし剪定も必要です。

また、強く刈り込むと
やはり新しい枝が出なくなってしまうので
表面を撫でるように刈り込んであげてください。

他のマツより少し値が張りますが、
管理コストを考えるとお得になります。

 

カキ

日本の昔の家の風景と言えば、
藁ぶき屋根の家にカキの木が植わっている情景が
一般的でした。

甘い食べ物が少なかった時代、
カキの実はとても貴重でした。

その名残もあるせいか、
日本の家屋ではカキの木が多く植えられています。

しかし、カキの木の管理には注意が必要です。

その理由は成長が早いことと、
枝が折れやすいこと。

この特徴が合わさることは
とても危険であることを意味します。

カキノキは生長が早いため、
定期的な剪定が必要になります。

しかし、剪定の時にちょっとでも
カキノキに対して力を入れると、
枝がすぐに折れてしまいます。

この特徴から、カキノキの剪定時における
脚立からの落下等のけがは後を絶ちません。

このカキノキの特徴は比較的広く知れ渡っていますが、
過信した老人と知識のない若者で
よく被害が起きている印象です。

枝が折れやすくない樹木でも同じですが、
剪定の作業時にはしっかりとした足場を用意して、
樹木に体重をかけないことが大切です。

 

カキノキを植える場合は、
あまり樹高を高くしないことが大切です。
手の届く範囲で細かい枝を増やし、
収穫しやすい樹形づくりをすると良いでしょう。

 

クヌギ、コナラ、カツラなどの雑木

昨今は雑木の庭がブームになり、
日本の雑木林によく生えているクヌギやコナラといった
ナラ類と呼ばれる雑木や、カツラなどの樹木が
庭でも使われるようになってきました。

しかしこれらの樹木は成長がとても速いです。

一年で1m以上樹高が伸びることもあり、
あっという間に家の2階まで高くなります。

また、自然樹形を保つ剪定も意外と難しいです。

これらの樹木を庭に入れたい場合は、
成長を見越した管理計画が必要です。

大きくしても大丈夫な場所、
または剪定がしやすい場所に植えるなどの
工夫が必要です。

 

雑木の庭であれば、
コナラなどの成長の早い樹木だけではなく、
コハウチワカエデやアカシデなどの
成長が比較的遅い樹種を入れると管理が楽です。

また、ガマズミの仲間などの中木を
効果的に入れることで
剪定の手間を減らすことも大切です。

 

 

以上、庭に植えると大変な樹木の紹介でした。

ちょっと長くなってしまったので
今回はこれぐらいにしておきます。

また、おススメの樹木は
庭に植えるならこの木!おススメの樹木5種!!の記事に
いろいろと書いてあるので
ぜひ読んでみてください。

自分の好きな樹木を植えるのも良いですが、
樹木の特徴を知って、その特徴に寄り添った
配植をしてあげるのも大切です。

 

ではまた。

コメント