シンガポールのきれいな街並みとその理由

庭・インテリア

先週、シンガポールに行ってきました。

シンガポールというとビルや高級ホテルが立ち並ぶ街が
クローズアップされがちですが、
歩いてみると本当にびっくりするほど綺麗な国でした。

何が綺麗かというと

街中に緑があふれている。
そしてゴミが落ちていない。

では、なぜシンガポールは
このような街並みにできたのでしょうか?

今回はシンガポールの
街並みの秘密について紹介していきます。

 

シンガポールの街並みの特徴

シンガポールを歩いていると、
樹木を見ない場所はないと言っても
過言ではありません。

日本では街路樹がない道が普通ですが、
シンガポールは街路樹がない道の方が珍しいです。

しかも街路樹の規模が大きい。
樹高10mを超すような樹木が悠然と並んでいます。

では、なぜこんなにも緑化が進んでいるのでしょうか?

 

このシンガポールの緑化は、
政府の長年の政策が実を結んだ結果でした。

1963年、首相のリー・クアンユー氏が植樹を推進したことから
シンガポールの緑化政策は始まりました。

これはシンガポールの気候が
熱帯であることが関係しています。

熱帯の国では、街中に緑がないと
ヒートアイランド現象で大変な気温になってしまいます。

シンガポールはいち早く都市化の弊害に向き合い、
問題に取り組んだ先進的な国でした。

また、緑化に積極的に取り組むことにより、
観光や海外投資先としての誘致にも成功しました。

 

そして、日本では考えられない
緑化への取り組みがシンガポールにはありました。

どこの国も公園や街路などの緑化は
国が率先して推進しています。

しかし、シンガポールは
ビルの緑化も補助しているのです。

商業施設やホテルなどの屋上緑化や緑地について、
50%もの補助金を交付しています。

この政策により、
街中で緑が見られない場所はなくなったわけです。

今、シンガポールでは
2030年までにビルの緑地面積を200ヘクタールに、
緑化ビルを全体の80%にする目標を掲げています。

こういった分かりやすい目標と大きな補助金が
シンガポールという緑化都市を作り上げていました。

 

ゴミの落ちていない町と罰金

今回、滞在していて一番驚いたのが
街を歩いていてゴミが見当たらなかったことです。

日本では緑地帯があると
そこはゴミ箱のようになってしまいます。

しかし、シンガポールは緑地が多いにも関わらず、
ゴミが全くと言っていいほど落ちていません。

このゴミが落ちていない理由は、
強い政府による政策の賜物でした。

シンガポールでは、ごみのポイ捨ては
罰金の対象になります。
この金額がすごいです。

なんと一回のポイ捨てで500シンガポールドル、
日本円にして約4万円以上の罰金です。

この政策は、取り締まるための人件費で
最初は大変だったそうですが、
国民に根付いてからは取り締まりを厳しくしなくても
ポイ捨てする人間がいなくなったとのことです。

個人的には日本も見習うべき政策かなと思います。
捨てなきゃいいだけですしね。

 

シンガポールは、他の罰金制度も
とても厳しい国です。

例えば、水に対しても厳しく取り締まっています。

シンガポールではジカ熱という病気を
蚊が媒介しています。

蚊は池などのたまった水に産卵して増えます。

このことから、蚊を増やさないように
停滞した水に対しても罰金を科しています。

例えば、トイレの蓋を開けっ放しにしていると罰金です。
そして植木鉢の皿に水が溜まっていても罰金です。

日本の感覚ではとても極端で厳しいと感じます。
しかし、シンガポールでは命に係わる大切なことです。
このような方針にも納得できます。
ちょっと厳しすぎる気もしますが…

 

 

ということで、今回はシンガポールの街並みのレポートでした。
大きな植物園も多く、南国の動物に触れあえるので、
生き物が好きな人は是非一度行くことをおススメします。

 

ではまた。

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