オオモミジの特徴と育て方

植物図鑑

オオモミジ(Acer amoenum)

〇科名:ムクロジ科

〇和名由来:イロハモミジに比べて大きいことから。

〇学名由来:「Acer」=裂ける

〇別名:タカオモミジ、ヒロハモミジ

〇広葉樹・落葉樹・雌雄同株

〇分布:北海道、本州の山地

 

〇葉の特徴
葉は掌状で7~9裂する。
鋸歯があり、葉先は鋭く尖る。
秋に黄色~赤色に紅葉する。

〇花の特徴
春、若葉と同時に花をつける。暗紅色で散状。あまり目立たない。

〇実、種子の特徴
種子は翼果で2~2.5㎝と大きめ。

〇幹、枝の特徴
最初は青軸で、日光の当たらるところから段々灰色になっていく。
青軸の樹皮は光合成を行う。

 

〇育成環境

土壌潮害耐寒日照乾燥湿潤
壌土

 

〇暦

101112
開花時期
結実時期
剪定適期
移植適期

 

〇管理方法
剪定は12月に徒長枝を2~3芽残して剪定する。
剪定するとき、鋏を使わず手で折るようにすると自然樹形を保ちやすい。
モミジは1月にはすでに休眠から起きており、
根で水分を吸い上げている。
そのため、2月以降の剪定は剪定痕から
樹液が噴出して傷みやすいので注意。
カミキリムシの被害が多いので、
春から秋にかけて樹幹を注意して観察することが必要。

〇病虫害
・トビモンオオエダシャク
ガの仲間。幼虫は大きいもので7~9cm程度の大きさになる。
4~5月に発生し、葉を食害する。
幼虫の発生期に農薬を散布するか捕殺する。

・モンクロシャチホコ
ガの幼虫。幼虫は大きいもので5㎝程度の赤~黒色の毛虫。
ほとんどの植物の葉を食べる多犯性の害虫。
8~10月に発生し、葉を食害する。
幼虫の発生期に農薬を散布するか捕殺する。

・カミキリムシの仲間
ゴマダラカミキリの食害にあうことが多い。
成虫の捕殺が効果的。
成虫発生期、または発生前に樹幹に散布する農薬もある。

・モミジニタイケアブラムシ
体長は2~3mmで暗赤褐色をしている。
4月頃に新芽から吸汁加害するし、すす病を誘発する。
剪定で風通しのいい樹形を確保することや適用農薬の散布で対応する。

 

〇利用、豆知識
和風、雑木風の庭に合う植物。
紅葉は、イロハモミジと比べるとオレンジが強い。

イロハモミジに比べてカミキリムシの被害を受けやすい。

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