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サルスベリ( Lagerstroemia indica)
サルスベリの特徴
サルスベリの科名・属名
ミソハギ科サルスベリ属
サルスベリの和名由来
樹皮が滑らかであることから
サルスベリの学名由来
「Lagerstroemia」=M・V・ラゲルストロームにちなむ。
「indica」=インド産の の意。
サルスベリの別名
サルナメリ、ヒャクジツコウ
サルスベリの分類
広葉樹・落葉樹・雌雄同株
サルスベリの分布
中国南部原産
サルスベリの葉の特徴
葉の長さは3~8㎝程度の倒卵状長楕円形。
縁は全縁で、葉先は鈍頭。
葉の表面は濃緑色で主脈上に毛があり、
葉裏は淡黄緑色で脈上に毛が生える。
葉は右、右、左、左と互生する。
これをコクサギ型葉序という。
サルスベリの花の特徴
7月から9月にかけて、円錐花序を出す。
花色は白、赤、ピンク、紫と品種に富む。
花弁は6枚で、縮れている。
サルスベリの実、種子の特徴
果実は楕円形のさく果を付ける。
サルスベリの樹種、枝の特徴
全体の樹皮がはがれ、滑らかになる。
肌色~橙色の斑模様となる。
サルスベリの特徴
サルスベリの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
壌土 | △ | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 |
サルスベリの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
サルスベリの管理方法
萌芽の発達が凄いので、冬に一気に切り詰めると良い。
同じところで枝を切り続けると、こぶ状に枝が膨れる。
(げんこつ造りと表現することもある。)
このこぶは虫の住処になりやすく、また腐朽が始まりやすいので、
作らないように剪定した方が良い。
強剪定した枝には大きな花が付くが、花数は少なくなる。
弱剪定した枝には小さな花が咲く枝がたくさん付く。
花数を多くしたい場合は、日当たりと肥料が大切。
サルスベリの病虫害
・サルスベリフクロカイガラムシ
雌成虫は体長3㎜程度で楕円形をしている。
体は暗赤褐色で、白色の繭状をした分泌物で覆われている。
年に2~3回発生し、卵で越冬する。
すす病を併発し、木を衰弱枯死させることもある。
病気は登録農薬を散布して対処する。
透かし剪定をして、風通しを良くすると発生しにくい。
サルスベリの豆知識
和風の庭や自然風の庭に用いられることが多い樹種。
剪定は大変だが、花数も多く育てやすい。
品種改良が進んでおり、低木のサルスベリや、
白い斑入りの花が咲く品種などがある。
日本には鎌倉時代以前に中国から渡来したと考えられている。
材は緻密で腐りにくく、
土木杭や床柱、舟材として用いられる。
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