アセビの特徴と育て方

植物図鑑

アセビ( Pieris japonica)

〇科名:ツツジ科

〇和名由来:馬が食べると酔ったようになるためアシジヒ(足痺)から。

〇学名由来:「Pieris」=ギリシャ神話の女神ピーエリスから。
「japonica」=日本の の意。

〇別名:アシビ、アセボ

〇広葉樹・常緑樹・雌雄同株

〇分布:本州~九州の山地

 

〇葉の特徴
葉の長さは3~8㎝で広倒被針形。
縁は鈍頭の鋸歯があり、葉先は尖る。
葉の付き方は互生で枝先は輪生する。
葉の表面は濃緑色で、裏は緑色。

〇花の特徴
春に、白い釣鐘上の花を付ける。

〇実、種子の特徴
扁球型のさく果がつく。

〇幹、枝の特徴
縦に樹皮が裂け、めくれることがある。
色は赤っぽい茶褐色。

〇育成環境

土壌潮害耐寒日照乾燥湿潤
砂壌土

 

〇暦

101112
開花時期
果熟時期
剪定適期
移植適期

 

〇管理方法
自然形がきれいなので、剪定は枝元から抜くようにして行う。
花後、花柄を摘むと元気を保てる。
また、花を楽しんだ後は追肥すると良い。
花付きが多い時は根詰まりしている可能性があるので、
株周りを掘って腐葉土を入れるようにする。
高温、乾燥時はハダニが発生しやすいので注意。

 

〇病虫害
・トサカグンバイ
成虫の体長は2.7~3.7㎜程度。全体が黒褐色で光沢がある。
年4~5回発生すし、葉の裏に卵を産み付けて越冬する。
周年アセビに生息するが、夏に他の樹木に移ることもある。
10~11月にはコブシの葉に産卵する。
防除方法は、成虫を捕殺するか、
幼虫発生期に登録農薬を散布する。

 

〇利用、豆知識
和風の庭や雑木の庭でよく使われる樹木。
成長は遅く、大きくならないので育てやすい。

葉や茎にはアセボトキシンという有毒物質を含む。
庭に使用する際はこどもの誤食に注意が必要。

昔は葉を煎じたものを家畜の寄生虫駆除や
殺虫剤として利用していた。

材は挽物細工に用いられる。

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