クスノキの特徴と育て方

植物図鑑

クスノキ( Cinnamomum camphora )

〇科名:クスノキ科

〇和名由来:コウノキ(香の木)の転、クサノキ(臭の木)の転など諸説あり。

〇学名由来:「Cinnamomum」=ニッケイを思わせる の意。
「camphora」=樟脳のアラビア語。

〇別名:クス、ナンジャモンジャ

〇広葉樹・常緑樹・雌雄同株

〇分布:関東以西。

 

〇葉の特徴
葉は5~12㎝で楕円形または広卵形。
縁は全縁でわずかに波打ち、葉先は尖る。
葉の表は緑色で三脈が目立つ。
裏は黄緑色または灰緑色。

〇花の特徴
5月頃、葉腋に白色の小花を付ける。

〇実、種子の特徴
11月頃、暗紫色の実を付ける。

〇幹、枝の特徴
明るい褐色で細かく短冊状に裂ける。

 

〇育成環境

土壌潮害耐寒日照乾燥湿潤
壌土

 

〇暦

101112
開花時期
果熟期
剪定適期
移植適期

 

〇管理方法
自然形がきれいなので剪定は透かすように行う。
大きくなるので庭木には向かない。
病害虫は少なく育てやすい。

〇病虫害
・特になし。

 

〇利用、豆知識

公園や工場緑化、ゴルフ場など広い面積の場所に植えられる。

幹、根、葉から樟脳を取る。
樟脳を精製したものをカンフルと呼び、
強心剤や防虫剤に使用される。

材は害虫に強く、家具、欄間や床柱に使われる。
また材には耐水性があるため、
丸木舟の材に用いられた。

クスノキは日本の広葉樹の中で一番寿命が長く大きくなる樹木。

「蒲生の大クス」は直径24.2m、樹高30mで、
伝承によると樹齢は1500年にも及び、特別天然記念物に指定されている。

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