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アカメガシワ( Mallotus japonicus)
アカメガシワの特徴
アカメガシワの科名・属名
トウダイグザ科アカメガシワ属
アカメガシワの和名由来
新芽が紅赤色で、葉がカシワに似ているため。
アカメガシワの学名由来
「Mallotus」=長軟毛がある の意。
「japonicus」=日本の の意。
アカメガシワの別名
ショウグンボク、ゴサイバ
アカメガシワの分類
広葉樹・落葉樹・雌雄異株
アカメガシワの分布
本州~九州の山野
アカメガシワの葉の特徴
葉は8~20㎝の広卵形で、若い株は浅く三裂する。
葉の付き方は互生。
縁は全縁でまれに波状になる。葉先は鋭く尖る。
葉の表は緑色で、裏は淡緑色で黄色い腺点がある。
裏表ともに星状毛がある。
秋には黄葉する。
アカメガシワの花の特徴
夏に総状の黄色い小花が密集して付く。
アカメガシワの実、種子の特徴
蒴果にやわらかい棘が付き、熟すと3裂して黒い種子が出てくる。
アカメガシワの樹皮、枝の特徴
樹皮は灰白色で縦筋が入る。縦筋はクロスして菱形の模様を作る。
アカメガシワの育て方
アカメガシワの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
壌土 | △ | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 |
アカメガシワの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
アカメガシワの管理方法
自然形がきれいなので透かし剪定を行うようにする。
成長が早いので、庭で育てる場合は株立ちにして
大きくなったら元から切り、更新させた方が良い。
アカメガシワの病虫害
・サルスベリフクロカイガラムシ
雌成虫は体長3㎜程度で楕円形をしている。
体は暗赤褐色で、白色の繭状をした分泌物で覆われている。
年に2~3回発生し、卵で越冬する。
すす病を併発し、木を衰弱枯死させることもある。
病気は登録農薬を散布して対処する。
透かし剪定をして、風通しを良くすると発生しにくい。
アカメガシワの豆知識
荒地に一番先に生えてくるパイオニア樹種。
成長が早いため、庭木には向かない。
材は器具材、床柱などに使用される。
葉と種子は赤色の染料として用いられる。
樹皮はタンニンやベルゲニンを含み、
胃潰瘍などの胃腸疾患に用いる。
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