スポンサードサーチ
ギンモクセイ( Osmanthus fragrans)
ギンモクセイの特徴
ギンモクセイの科名・属名
モクセイ科モクセイ属
ギンモクセイの和名由来
白色の花を付けるモクセイであることが由来。
ギンモクセイの学名由来
「Osmanthus」=「osme(香り)」+「anthos(花)」で香りのある花の意。
「fragrans」=芳香のある の意。
ギンモクセイの別名
ガンケイ
ギンモクセイの分類
広葉樹・常緑樹・雌雄異株
ギンモクセイの分布
中国原産
ギンモクセイの葉の特徴
葉は8~15㎝の楕円形または長楕円形。
葉の付き方は対生。縁はまばらな細鋸歯があり、葉先は尖る。
葉の表は濃緑色で光沢があり、裏は緑色で葉脈が突出する。
ギンモクセイの花の特徴
秋に葉腋に白色の小さな花が付く。
花には独特の芳香がある。
ギンモクセイの実、種子の特徴
オリーブのような楕円形の果実がなり、黒紫色に熟す。
日本のギンモクセイはほとんどが雄株なので結実しない。
ギンモクセイの樹皮、枝の特徴
樹皮は灰色で平滑だが、樹齢が経つと菱形の皮目が目立つようになる。
ギンモクセイの育て方
ギンモクセイの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
壌土 | △ | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 |
ギンモクセイの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
ギンモクセイの管理方法
刈込に耐える。数年に一度、透かし剪定を行うようにする。
生垣の場合は刈込剪定が一般的。
成長が早いので、毎年一回以上剪定すると樹形が整う。
排気ガスや強い風当たりを嫌い、このような環境だと花数が少なくなる。
ギンモクセイの病虫害
・テントウノミハムシ
成虫の体長は3.5㎜程度。
半球形で光沢があり、全体は黒色。
幼虫は体長5㎜程度。扁平で乳白色をしている。
年一回発生で、落葉の下で成虫越冬する。
3月頃から活動を始め、新葉や新芽に産卵する。
孵化した幼虫は成長すると木から落下して土の中に潜る。
6~7月頃に羽化して葉を食害する。
成虫を捕殺して防除する。
ギンモクセイの豆知識
和風の庭によく植えられる樹木。生垣にもなる。
キンモクセイはギンモクセイの品種。
雌雄異株で日本には雄木しかないため、種子ができない。
コメント