フジの特徴と育て方

植物図鑑

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フジ( Wisteria floribunda )

フジの特徴

フジの科名・属名

マメ科フジ属

 

フジの和名由来

吹き流しを意味する「吹散(ふきちり)」の略など、諸説あり。

 

フジの学名由来

「Wisteria」=アメリカの解剖学者C・ウィスターの名にちなむ。
「floribunda」=花数が多い の意。

 

フジの別名

キハチス

 

フジの分類

広葉樹・落葉樹・雌雄同株

 

フジの分布

本州から九州の低山地や平地

 

フジの葉の特徴

葉は長さ20~30㎝の奇数羽状複葉。
小葉は11~19枚で卵形、または卵状長楕円形。
小葉の先はやや尖り、縁は全縁で大きく波打つ。
葉の表は緑色で、裏は淡緑色。
両面とも若いうちは毛が生えるが後に無毛になる。
少し毛が残ることもある。

 

フジの花の特徴

5月頃、長く垂れさがる総状花序を付ける。
花序の長さは20~50㎝程度で、花色は紫色。
園芸品種だと淡紅色や白色の品種もある。

 

フジの実、種子の特徴

果実は扁平で細長く、所謂マメ状の実を付ける。
果皮は細毛が密生し、木質で堅い。
冬に二片にはじけて扁平で丸い種子が飛び出す。

 

フジの樹皮、枝の特徴

樹皮は灰色~灰褐色で網目状に樹皮が裂ける。
つるは右に巻く。近縁種のヤマフジは左方向に巻く。

 

 

フジの育て方

フジの適正環境

土壌潮害耐寒日照乾燥湿潤
埴壌土

 

フジの暦と管理適期

101112
開花時期
果熟期
剪定適期
移植適期

 

フジの管理方法

つる性で成長が早い樹木。
藤棚を作り、這わせて育てるのが一般的。
フジは主枝に花芽を付けないので、
花後、夏前ごろに主枝を止めて側枝を充実させると翌年の花数が増える。
花数が少ない時は、根を切ると増えることがある。
移植すると花を付けなくなることがあるので注意が必要。

 

フジの病虫害

・こぶ病
Erwinia milletiaeという細菌によって発生する。
罹病すると樹皮が変形し、こぶ状の樹皮が盛り上がる。
発病すると2年程度で5~6㎝位のこぶに成長する。
細菌性のため防除方法はないので、健全性を保つようにする。

 

フジの豆知識

雑木、和風の庭に使う樹木。
耐潮性があり、海岸近くでも耐えることがある。

病害虫も少なく、育てやすい。

丈夫な蔓は古代より縄の代用として使われた。

蔓からとった繊維で作った藤布は極めて丈夫なため、
古くから使われてきた。

莢(さや)は夏に採取、乾燥させて種子を取り出し、
緩下剤として用いられる。

 

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