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ハナズオウ( Cercis chinensis )
ハナズオウの特徴
ハナズオウの科名・属名
マメ科ハナズオウ属
ハナズオウの和名由来
花の色が蘇芳染め紅紫色に似ているため。
ハナズオウの学名由来
「Cercis」=小刀の鞘 の意。莢の形が由来。
「chinensis」=中国の の意。
ハナズオウの別名
スオウギ、スオウバナ
ハナズオウの分類
広葉樹・落葉樹・雌雄同株
ハナズオウの分布
中国原産
ハナズオウの葉の特徴
葉は長さ5~10㎝の広楕円形またはほぼ円形。
葉の先は尖り、縁は全縁。
葉の表は濃緑色で光沢があり、膨らむ。裏は淡緑色。
ハナズオウの花の特徴
春、紅紫色の5弁花の蝶形花が群れて咲く。
ハナズオウの実、種子の特徴
果実はサヤインゲンに似た長楕円形で平たい豆果をつける。
長さは5㎝程度。
ハナズオウの樹皮、枝の特徴
樹皮は灰色~灰褐色で平滑。
枝は株立ち状になる。
ハナズオウの育て方
ハナズオウの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
砂質壌土 | △ | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 |
ハナズオウの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
ハナズオウの管理方法
自然形がきれいなので、枝元から抜くような剪定を行う。
夏頃には翌年の花芽を付けるので、花後直ぐに剪定をすると良い。
日当たりと砂質の土壌を好む。
豆果を付けると栄養を取られてしまうため、
なるべく早く取り除くようにする。
株立ち状になるが、枝数が増えると弱るため、
定期的に間引くようにする。
ハナズオウの病虫害
・角斑病
葉に褐色~暗赤褐色の葉脈に区切られた小角斑が生じる。
やがて5~10㎜位に拡大する。
罹病すると早期に落葉する。
発生生態はまだわかっていない。
病気は発見し次第、適用農薬を散布する。
落葉は焼却処分する。
ハナズオウの豆知識
雑木、和風、洋風の庭など、場所を選ばない樹木。
病害虫も少なく、育てやすい。
日本には江戸時代に渡来した。
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