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アスナロ( Thujopsis dolabrata )
アスナロの特徴
アスナロの科名・属名
ヒノキ科アスナロ属
アスナロの和名由来
阿須檜(アスヒ)の転、厚檜の転とも。諸説あり。
「明日ヒノキになろう」という説は俗説であり、正しくないとされている。
アスナロの学名由来
「thujopsis」=「thuja クロベ属」+「opsis 似た」の意。
「dolabrata」=斧状の の意。
アスナロの別名
アスワヒノキ、オニヒノキ
アスナロの分類
針葉樹・常緑樹・雌雄同株
アスナロの分布
北海道~九州の山地
アスナロの葉の特徴
葉は鱗片状で鈍頭。
葉の表は濃緑色。裏は白くて幅の広い気孔線がある。
アスナロの花の特徴
雌雄同株だが、雌雄異花。
雄花は長楕円形で、雌花は8~10個の厚い鱗片からなる。
アスナロの実、種子の特徴
丸い毬果(きゅうか)が付く。
アスナロの樹皮、枝の特徴
樹皮は赤褐色で縦に裂ける。
裂け幅はヒノキより狭く、滑らかになることがある。
アスナロの育て方
アスナロの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
埴壌土 | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 |
アスナロの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
アスナロの管理方法
成長が早いので定期的な剪定が必要。
枝葉が密になると蒸れて枯れ始めるので、透かし剪定も必要。
アスナロの病虫害
・黒粒葉枯病
罹病すると葉が褐変して、枯死する。
葉の裏にはやや突出した小さな黒粒が群生する。
罹病したら病葉や落葉を処分し、
肥料をあげる等の樹勢回復に努めると良い。
アスナロの豆知識
和風の庭に使われる樹木。
「明日ヒノキになろう」という和名由来(俗説)から、
縁起木として植えられることがある。
この俗説は平安時代にはすでに存在した。
日本原産の樹種とされるが、海外で化石が発見されている。
石川県の県木。
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