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イイギリ( Idesia polycarpa )
イイギリの特徴
イイギリの科名・属名
イイギリ科イイギリ属
イイギリの和名由来
飯桐から。昔、イイギリの葉を使ってご飯を包んだため。
イイギリの学名由来
「Idesia」=植物学者E・Y・イデスの名にちなむ。
「polycarpa」=果実の多い の意。
イイギリの別名
ナンテンギリ、イヌギリ、トウセンダン
イイギリの分類
広葉樹・落葉樹・雌雄異株
イイギリの分布
本州以西の山中
イイギリの葉の特徴
葉は長さ10~20㎝程度で卵円形または三角状心形。
縁には粗い鋸歯があり、葉先は尾状に尖る。
葉の表は濃緑色で毛はなく、裏は粉白色で脈上に毛がある。
雌雄異株で、雄木の方が葉の裏が緑色で、雌木の方が白いっぽい。
イイギリの花の特徴
5月頃、枝先に円錐花序を付け、黄緑色の花が咲く。
イイギリの実、種子の特徴
10~11月頃に赤く熟し、球形で直径1㎝程度の果実がなる。
イイギリの樹皮、枝の特徴
樹皮は灰白色で平滑。皮目が目立つ。
イイギリの育て方
イイギリの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
壌土 | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 |
イイギリの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
イイギリの管理方法
成長が早いので植樹にスペースが必要。
日当たりの良い場所を好む。
雌雄異株なので、実を楽しむためには雌木を選ぶ必要がある。
イイギリの病虫害
・モンクロシャチホコ
幼虫は大きいもので5㎝程度の赤~黒色をした毛虫。
ほとんどの植物の葉を食べる多犯性の害虫。
8~10月に発生し、葉を食害する。
防除は幼虫の発生期に農薬を散布するか、捕殺する。
イイギリの豆知識
公園などスペースがある場所に植えられる樹木。
材は軽く、箱材や下駄材、薪材に用いられる。
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