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シダレヤナギ( Salix babylonica )
シダレヤナギの特徴
シダレヤナギの科名・属名
ヤナギ科ヤナギ属
シダレヤナギの和名由来
枝が垂れるヤナギの意。
シダレヤナギの学名由来
「Salix」=ケルト語で「sal 近い」+「lis 水」の意。水辺に生息するため。
「babylonica」=バビロンの の意。
シダレヤナギの別名
イトヤナギ、シダリヤナギ
シダレヤナギの分類
広葉樹・落葉樹・雌雄異株
シダレヤナギの分布
中国原産
シダレヤナギの葉の特徴
葉はの長さは8~13㎝で披針形または線状披針形。
葉先は鋭く尖り、縁には細かい鋸歯がある。
表は濃緑色で、裏は粉白色。
若葉には毛があるが、後に無毛になる。
シダレヤナギの花の特徴
3~4月、葉と同時に黄緑色の尾状花序を付ける。
雌雄異株だが、日本のシダレヤナギはほとんどが雄木。
シダレヤナギの実、種子の特徴
白い綿毛を持った種子ができる。
シダレヤナギの樹皮、枝の特徴
樹皮は灰色~灰褐色で縦に深く裂ける。
シダレヤナギの育て方
シダレヤナギの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
壌土 | △ | ◎ | ◎ | △ | ◎ |
シダレヤナギの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
シダレヤナギの管理方法
成長は早いが自然樹形がきれいなので
透かし剪定を定期的に行うようにする。
陽樹なので、日当たりの良い場所を好む。
浅根性のため、強風に弱い。除草剤なども注意が必要。
シダレヤナギの病虫害
・炭疽病
葉や幼茎枝に発生する病害。
葉が罹病すると不規則な黒斑が生じ、葉枯れすることがある。
枝が感染すると黒色~黒褐色になり、
病斑が枝を一周すると罹病部より先が枯死する。
発病確認したら、罹病部を切り取り処分する。
また、登録農薬を散布する。
シダレヤナギの豆知識
水辺の街路樹として植栽される。
材はまな板や楊枝に使われる。
イギリスのシダレヤナギの花言葉は
「死者への嘆き」。
フランスの花言葉は
「憂鬱、耐えがたい悲しみ」。
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