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カイヅカイブキ( Juniperus chinensis ‘Kaizuka’ )
カイヅカイブキの特徴
カイヅカイブキの科名・属名
ヒノキ科ビャクシン属
カイヅカイブキの和名由来
カイヅカの和名由来は不明。
カイヅカイブキの学名由来
「Juniperus」=ラテン古名。
「chinensis」=中国の の意。
カイヅカイブキの別名
カイヅカビャクシン
カイヅカイブキの分類
針葉樹・常緑樹・雌雄異株
カイヅカイブキの分布
原種のビャクシンは本州~九州の海岸沿いに自生する
カイヅカイブキの葉の特徴
葉は鱗片状で十字対生する。葉は鮮緑色。
強剪定をすると先祖返りして針状葉が出ることがある。
カイヅカイブキの花の特徴
雌雄異株。4月頃、枝先に咲く。
カイヅカイブキの実、種子の特徴
コノテガシワの実に似た、角のある球状の実が付く。
カイヅカイブキの樹皮、枝の特徴
樹皮は褐色~赤褐色で縦に細かく裂け、捻じれる。
カイヅカイブキの育て方
カイヅカイブキの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
壌土 | ◎ | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 |
カイヅカイブキの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
カイヅカイブキの管理方法
耐潮性があり、海岸近くでも耐える。
大気汚染にも強く、痩せ地でも育つ強健な樹種。
成長が早いので定期的な剪定が必要。刈込に耐える。
強く剪定すると針葉が出てくる。
原種のビャクシンより樹形が整う。
ナシやカリンの赤星病の病原菌が越冬するのに、
本種を含むビャクシン属を宿主とするので、
赤星病になる果樹の近くには植えないようにする。
カイヅカイブキの病虫害
・くもの巣病
地面に接する、または近接する若い葉が発病しやすい。
無色~淡褐色のくもの巣状の菌糸を枝葉に絡ませて、
枝先が枯死することもある。
梅雨や秋雨などの多湿期に多く発病する。
普段は枯れ葉や枯れ枝、土壌中に生息し、
湿度が高くなると蔓延する。
罹患部を見つけたら速やかに切除し、
登録された殺菌剤を二週間おきに2~3回散布する。
カイヅカイブキの豆知識
洋風の庭によく使われる樹木。
刈込に耐えるため、生垣にも使われる。
赤星病の冬季の宿主になるため、
自治体によっては植栽を禁止されている地域がある。
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