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イヌガヤ( Cephalotaxus harringtonia )
イヌガヤの特徴
イヌガヤの科名・属名
イヌガヤ科イヌガヤ属
イヌガヤの和名由来
果実がカヤに似ていることから
イヌガヤの学名由来
「Cepharotaxus」=登場に花が集まったイチイ属(Taxus)の意。
イヌガヤの別名
アブラガヤ、ヘボガヤ
イヌガヤの分類
針葉樹・常緑樹・雌雄異株
イヌガヤの分布
本州の暖地、四国、九州の山地
イヌガヤの葉の特徴
葉の長さは2~5㎝の広線形で先は尖るが柔らかい。
表は深緑色で光沢があり、裏は淡緑色で
主脈の両側に2条の気孔線がある。
イヌガヤの花の特徴
春頃、葉腋に咲く。
雌雄異株で、雄木は黄色で球状に集まった花を付ける。
雌花は緑色で枝の先端に2~3個咲く。
イヌガヤの実、種子の特徴
種子は2~3㎝の倒卵形で赤紫色に熟す。
中に堅い核状の種子が一個入っている。
イヌガヤの樹皮、枝の特徴
樹皮は暗褐色で、縦に浅く裂ける。
イヌガヤの育て方
イヌガヤの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
埴壌土 | △ | 〇 | △ | △ | 〇 |
イヌガヤの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
イヌガヤの管理方法
病虫害に強い強健な樹種で、剪定にも強い。
成長も遅いため育てやすい。
日陰を好み、株立ち状になりやすい性質を持つ。
イヌガヤの病虫害
・イヌガヤワタカイガラムシ
雌成虫の大きさは4~5㎜程度。
全体黄褐色で暗褐色の斑点がある。
幼虫は5~6月に成熟し、卵のうを形成する。
孵化幼虫は6月頃に発生し、葉を加害する。
剪定して風通しを良くすると発生の防除になる。
被害が酷い場合は登録農薬を散布する。
イヌガヤの豆知識
和風の庭や公園などに用いられる樹種。
材は淡黄褐色。緻密で堅いため細工物や碁盤、枕木に使われる。
胚乳からは油を採り、灯油として用いられたが臭いが酷い。
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