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ドイツトウヒ(Picea abies )
ドイツトウヒの特徴
ドイツトウヒの科名・属名
マツ科トウヒ属
ドイツトウヒの和名由来
ドイツのトウヒの意。
ドイツトウヒの学名由来
「Picea」=マツの種類を指す「pix」に基づくラテン名だが、由来は不明。
「abies」=モミ属の意。
ドイツトウヒの別名
ヨーロッパトウヒ、オウシュウトウヒ
ドイツトウヒの分類
針葉樹・常緑樹・雌雄同株
ドイツトウヒの分布
ヨーロッパ北部〜中部原産
ドイツトウヒの葉の特徴
葉の長さは1~2㎝位、線形でやや湾曲している。葉は互生する。
葉の色は濃緑色。断面は四角形で、4つの面全てに気孔線がある。
ドイツトウヒの花の特徴
雌雄同株で、雄花、雌花共に前年枝の枝先に咲く。
ドイツトウヒの実、種子の特徴
10月頃に、枝から垂れ下がった円柱形の球果が熟す。
ドイツトウヒの樹皮、枝の特徴
樹皮は暗褐色で、樹齢が高くなるにつれ鱗片状に不規則に剥がれる。
ドイツトウヒの育て方
ドイツトウヒの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
砂壌土 | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 |
ドイツトウヒの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
ドイツトウヒの管理方法
自然樹形がまとまる樹木。
病虫害や大気汚染、冠雪に強い。
大きくしたくない場合は芯を止めて
弱い透かし剪定をして管理すると良い。
ドイツトウヒの病虫害
・ツガカレハ
成虫の開張は5~8㎝で、体や翅は灰褐色。
老熟幼虫は7~8㎝の全体黄褐色で、黒い剛毛を有する。
年一回発生で寒冷地では2年に一回発生する。
幼虫の状態で越冬する。
5月頃から食害を始め、6月が被害のピークになる。
7~8月に成虫になり、新葉に産卵する。
孵化した幼虫は新葉を食害し、
11月には地中に降りてきて越冬する。
防除は幼虫の発生期に登録された農薬を散布する。
ドイツトウヒの豆知識
洋風の庭に植栽される樹種。
クリスマスツリーに使われる。
材は楽器材や家具に使われる。
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