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ヤブニッケイ( Cinnamomum japonicum )
ヤブニッケイの特徴
ヤブニッケイの科名・属名
クスノキ科クスノキ属
ヤブニッケイの和名由来
藪に生息するニッケイの意。
ヤブニッケイの学名由来
「Cinnamomum」=ギリシャ名で桂皮を指す。
「japonicum」=日本の の意。
ヤブニッケイの別名
クロダモ
ヤブニッケイの分類
広葉樹・常緑樹・雌雄同株
ヤブニッケイの分布
関東、北陸以西から沖縄の山林に分布
ヤブニッケイの葉の特徴
葉身は6~12㎝。葉は互生する。
葉の縁は全縁で少し波うち、葉先は鈍頭になる。
葉の表は濃緑色で光沢がある。
裏は灰緑色ないし灰青緑色。
ヤブニッケイの花の特徴
6月頃に、新枝の葉腋に散生花序の黄緑色の花を付ける。
ヤブニッケイの実、種子の特徴
10~11月頃に球状の果実が黒く熟す。
ヤブニッケイの樹皮、枝の特徴
樹皮は暗灰色で平滑。
ヤブニッケイの育て方
ヤブニッケイの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
壌土 | ◎ | △ | 〇 | 〇 | 〇 |
ヤブニッケイの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
ヤブニッケイの管理方法
耐潮性があり、乾燥にも強い樹種。
寒さには弱い。
剪定を嫌い、枝を切ると樹形が乱れやすい為、
透かし剪定や弱剪定をこまめにすると良い。
ヤブニッケイの病虫害
・もち病
枝と幹の不定芽に発生する病気。
感染すると不定芽が肥大し奇形の菌こぶを形成する。
3月頃から確認され、5~6月に急速に成長する。
菌こぶは初めは赤褐色だが、5月以降は白色となる。
菌こぶは硬いゴム質で、切ると芳香がある。
6月以降は乾固して落下する。
罹患部は見つけ次第切除、処分して防除する。
ヤブニッケイの豆知識
目隠しや防風のために垣根などに植栽される樹木。
クスノキの仲間で、枝葉には芳香がある。
材は器具材や家具材に使われる。
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