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ガクアジサイ( Hydrangea macrophyraSer. f normalis )
ガクアジサイの特徴
ガクアジサイの科名・属名
ユキノシタ科アジサイ属
ガクアジサイの和名由来
花の周りに装飾花がある様子を額に例えたことが由来。
ガクアジサイの学名由来
「Hydrangea」=「Hydor 水」+「angeion 容器」の意。
さく果の形が水を入れる容器に似ているため。
「macrophyla」=大きな葉 の意。
「normalis」=普通の の意。
ガクアジサイの別名
ガクバナ
ガクアジサイの分類
広葉樹・落葉樹・雌雄同株
ガクアジサイの分布
北海道~九州の山地
ガクアジサイの葉の特徴
葉身は長さ10~15㎝で長楕円形または卵状楕円形。
葉の付き方は対生。
葉の先は鋭く尖り、縁には三角状の鋸歯がある。
葉の表は濃緑色でやや光沢があり、
葉脈上に少し毛が生える。
葉の裏は淡緑色で葉脈に毛がある。
ガクアジサイの花の特徴
6~7月頃、散房状集散花序を付ける。
花弁状の萼片の色は
白色、淡紫色、淡紅色などバラエティに富む。
ガクアジサイの実、種子の特徴
花後、小さな楕円形の果実が多数付く。
果実の先には2~4個の突起物が残る。
ガクアジサイの樹皮、枝の特徴
樹皮は灰褐色で楕円形の皮目が散生する。
ガクアジサイの育て方
ガクアジサイの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
壌土 | △ | 〇 | 〇 | △ | 〇 |
ガクアジサイの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
ガクアジサイの管理方法
2m以上にはならないが横に広がる樹木。
病虫害は少ないが、成長は早い。
陰樹よりのため、乾燥に少し弱い傾向がある。
大きくなったら、根本から抜くように剪定して、
枝を更新させていくと管理が楽になる。
ガクアジサイの病虫害
・モザイク病
春から秋にかけて、葉に発生する病害。
罹病すると淡緑色~黄色の斑紋がモザイク状に
現れて、酷い症状のときは葉が委縮して落葉する。
病原がウイルスのため、防除法はない。
病害を発見したら、株ごと処分する。
ガクアジサイの豆知識
和風の庭や雑木の庭に使われる樹木。
一般的なアジサイの母種。
確実に同定できるわけではないが、
アジサイよりも葉の光沢が弱い。
ヤマアジサイは葉に光沢がなく、
表面に毛が散生している。
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