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ジンチョウゲ ( Daphne odora )
ジンチョウゲの特徴
ジンチョウゲの科名・属名
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属
ジンチョウゲの和名由来槵
花の香りを沈香と丁字の花の香りに例えたことから。
ジンチョウゲの学名由来
「Daphne」=ギリシャ神話に出てくるニンフ、
ダフネに由来したゲッケイジュのラテン名。
葉が似ていることから。
「odora」=芳香のある の意。
ジンチョウゲの別名
チョウジグサ、ハナゴショウ
ジンチョウゲの分類
広葉樹・常緑樹・雌雄異株
ジンチョウゲの分布
中国原産
ジンチョウゲの葉の特徴
葉の付き方は互生。
葉身は5~10㎝程度で倒披針形。
縁は全縁で、葉先は尖る。
葉の表は濃緑色で光沢があり、裏は黄緑色。
ジンチョウゲの花の特徴
春に枝先に萼が4裂した花を多数付ける。
萼の色は淡紅色で花弁はない。
ジンチョウゲの実、種子の特徴
雌木は結実する。
日本で流通しているジンチョウゲは
ほぼ雄木。
ジンチョウゲの樹皮、枝の特徴
樹皮は灰色。
ジンチョウゲの育て方
ジンチョウゲの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
砂質壌土 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ジンチョウゲの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
ジンチョウゲの管理方法
成長は遅く、育てやすい常緑低木。
耐潮性があり、海岸近くでも耐えることがある。
枝が混むので定期的に透かし剪定すると良い。
移植を極端に嫌うので、やむを得ず行う場合は
根鉢を大きくすると良い。
ジンチョウゲの病虫害
・モザイク病
数種のウイルスが同時感染していることが多い。
感染すると針葉が展開し終わった後、
緑色の斑紋がモザイク状に現れる。
奇形や黄化を伴うこともある。
アブラムシや土壌線虫によって媒介される。
対処法は確立されておらず、
病状が出た株は速やかに処分する。
ジンチョウゲの豆知識
和風庭園の低木によく使われる樹種。
花の芳香が良く、花木にも用いられる。
葉に黄色い斑が入る斑入りジンチョウゲや
花が白い白花ジンチョウゲなど品種に富む。
花は日干しにして煎じ、のどが痛い時に用いた。
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